新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

北穂高岳 残雪の涸沢 ~ 涸沢 雪山テント泊 ~

      2017/05/15

GWに涸沢にテントを張り、北穂高岳に登ってきました~。
3月の仙丈ケ岳で雪山終了のつもりでしたが、山友さんに誘われ北アルプスに出かけました!

北穂高岳は穂高連峰の一峰で、標高3,109m 日本第9位の高さの山です。
GWのこの時期でも登る人が結構おり、麓の涸沢からピストンする方が多いです。

もともとは3泊4日で蝶ヶ岳か槍ヶ岳も登ることにしてたんですが、3日目の天気が悪く直前に予定変更。
途中1泊2日で蝶ヶ岳に登る後発組のパーティと横尾で合流することとし、2泊3日で北穂高岳のみ登ることにしました。

第二子が産まれてから本格登山の復帰戦。
4月は子供と低山しか登っていなかったので体力が心配でしたが、自分史上最も重い荷物を背負って行ってきました~。

「残雪の涸沢テント泊 & 北穂高岳」

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<コースタイム>
2017/5/4 上高地バスターミナル6:00→明神6:40→徳澤7:30→休憩~7:50→横尾8:40→休憩~9:25→涸沢12:30
2017/5/5 涸沢6:45→北穂高岳9:00→休憩~10:45→涸沢12:00→休憩~14:50→横尾16:15
2017/5/6 横尾7:05→徳澤7:45→明神9:00→河童橋10:00

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1.ルート

残雪期に北穂高岳に登る人のほとんどは、涸沢から登ります。
他にも涸沢岳から縦走するルートや、キレットを通るルートもありますが、さすがに積雪期に歩く人は少ないです。

今回は涸沢の景色を見ることも目的だったので、初日は上高地から涸沢へ向かいテント泊、2日目は軽荷で北穂高岳をピストンした後に横尾へ移動、3日目は上高地に下山しました。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 (登山地図 | マップル)

2.山行記録

1日目

出発は3日の海老名駅から。21時に出発し、さわんどの駐車場に着いたのが0時半。
釜トンネルが開くのが5時なので、4時まで車中泊しますzzz

5時前にタクシーで上高地へ向かいます。

すでに多くの登山者がいました。売店はこの時間から開いてるんですね~。

登山届を出して6時に出発!初日は涸沢を目指します。
河童橋からは奥穂高が早速お出まし。雪をかぶった姿が美しい~。

梓川の横では渡辺画伯が雪の穂高を描いてました。となりの女性に、積雪期の穂高の描き方を講釈されてました。

小梨平のテント場はいままで見たことないぐらいの数のテントが張られていました。
登山はしないでここにテントしに来る方も多いみたいです。

てくてくと林道を歩ていきます。実はこの道を歩くのは今回で4回目。さすがにもう歩きたくないかも。。横尾までずっと平坦です。

40分で明神に到着。明神岳も雪がついていてかっこいい。

道脇にはふきのとうが沢山芽を出していました。上高地も春です。

徳澤手前では常念岳(右)が姿を現します。常念山脈もこの時期に歩きたいなぁ。

明神から40分で徳澤に到着。ここのテントも多かったです。雪はないですね~。この辺りで段々足の裏が靴擦れに…冬靴で林道歩きをするもんじゃないな…
渡邊氏はかかとが剝けていました。まだ歩き始めたばかりなのに、前途多難。

まだまだ林道歩きは続きます。
横尾に近づくと西岳も見えてきました。左の白い山です。

同じく涸沢を目指すであろう登山者が前後に沢山いました。
皆さん、冬装備でこの道はしんどいご様子(笑) きっとみんなこの道を何度も歩いているでしょうしね。

ようやく横尾に到着~。トイレが新設されていました。

しばし休憩し、涸沢を目指します。

橋には鯉のぼりが掛けられていました。GWって感じですね!

横尾から先は雪が出てきますが、登りはアイゼンは着けなかったです。

1時間ほど樹林帯を歩きます。
本谷橋まで来ると傾斜が急になってきます。後に見えるのは横通岳。

本谷橋付近で休憩してると、斜面から氷の塊が落ちてきた!
ストックが120cmなので、50cmほどあるようです。恐ろしい…

歩き始めると今度は正面の山で雪崩が…
滝のように見えるのは雪崩です。

雪崩は登山道脇まで到達しました。。こういう場所は早く通り過ぎるに限ります。

本谷橋からは傾斜が急になります。夏は沢横の道を歩きますが、冬は沢の上を直登していきます。

休み休み登っていると、上空にはグライダー?が飛んでいました。上から見る穂高は絶景だろうなぁ。

休み休み登って行きます。
次第に涸沢カールと奥穂高が見えてきました。美しい~。

涸沢ヒュッテが見えてからが遠い…さすがに冬山テント装備だとしんどい…

歩き始めて6時間半、涸沢に到着~。出発前は、今日中に北穂登っちゃう?とか言ってたけど、ムリっす。。既に結構な数のテントが張られていました。

今回の荷物はこれだけの量。おそらく22kgほど。マットもアイゼンもテントも外付け(笑) 大きいザック欲しい!

自分たちも受付をして、早速設営します。
ご覧の通り雪の上なので、竹ペグで張りました。今回は夏用フライです。

テントを張り終えたらお昼ご飯~。お昼はパスタを茹でて、トムヤンクンソースをかけて食べます。
自作した乾燥野菜と一緒に食べると…めちゃうまい! これはありだな。パスタの茹で方はこちらをどうぞ。

この日はこれ以上歩かないので、テン場でぼーっとします。正面に見えるのは明日登る北穂高岳。至福の時間です♪
気づくと段々とテントが増えてきました。斜面を見ていると気温が上がり雪崩が頻発…一人の方が巻き込まれ滑落していました。。
登るなら朝方じゃないと危ないです。

怖い雪山ですが、涸沢から見上げるカールは美しい。
こちらは奥穂高(左)と涸沢岳。こっちも登っている人が大勢いました。冬はザイテングラートの左を登るんですね。雪崩が頻発していて、この日巻き込まれて亡くなった方がいたようです。
写真見ると多数の雪崩の跡がわかると思います。

15時過ぎには長野県警のヘリが涸沢に来ました。
どうやら北穂高岳で雪崩に巻き込まれた方が救助されている模様。後でニュースを見たら脱臼されたそうです。

涸沢まではまず雪崩は来ないのでご安心を。ピークハントはせず、涸沢でのんびりするために来る方も多く、ヒュッテは大賑わい。ちなみにdocomoであればヒュッテ前だけ電波あります。

この日は夕飯にキムチ鍋を食べて、19時に就寝zzz
氷点下まで下がることなく、冬シュラフで暑いぐらいでした。

同行の渡邊氏は夜の写真も撮っていました。夜の涸沢もキレイだ!(自分は爆睡してたw)

涸沢のタイムラプス動画も渡邊氏にもらったのでどうぞ!朝焼け夕焼けの様子がよくわかります。

 

2日目

翌朝は5時前に起床。起きて外を見ると…雪のモルゲンロート♪思ったよりかは赤い面積は小さかったですが、燃える雪原がキレイです。
雪の朝焼けの淡い色がいいですよね。個人的には平標山で見た朝焼けも忘れられないです。

朝ごはんはお米を炊いて缶詰カレー! タイカレーはご飯がすすみます(笑)

いなば チキンとタイカレー レッド 125g

お米の炊き方はこちらをどうぞ。お米は前の晩から漬けておきました。

おなかが満たされたら北穂高に向かいます。
序盤からなかなかの急登。夜明け前から登っている人がいるので、トレースはばっちりでした。

怖いのはやはり雪崩。トレースのすぐ横にはデブリが… かなり大きい…

振り向くと奥穂高に登る人がアリの行列のように見ます。技術的に自分には登れないだろうなぁ。

北穂高は山頂までずっと登りが続きます。あれ、ガスってきた?!

ガスは見なかったことにして、振り返れば蝶ヶ岳の向こうに八ヶ岳!

常念岳の右には噴煙を上げる浅間山。

前穂の奥には南アルプスと富士山

3月の仙丈ケ岳では霞みで北アルプスまで見えなかったですが、距離的には見えるんですね。

涸沢から山頂までの標高差は800m。ちょうど半分ぐらいの場所で南アルプスを見ながら一休み。雪崩ではなくても、雪の塊はちょいちょい落ちてくるのでヘルメットは必須です。

涸沢のテント場もはるか下。この日は300張りほど張られていたそうです。

真ん中を過ぎるとさらに急になってきます。時折渋滞も発生。

水平を取って写真を撮るとこんな感じ。中々の傾斜ですよ。特に下りが怖そうです。現に3人滑落するのを見ました(汗)

北穂の東稜(ゴジラの背)を見るとロープを張って歩いている人が…すごいな。

2時間ほどで稜線に出ました。稜線の岩下で風をよけて休憩する人がいました。雪の壁があるってことは前日ここに泊まったひとがいるのかな?!

稜線まで出れば山頂までもうすぐ。

登り始めて2時間15分。北穂高岳に登頂!
…えぇわかってますよ。ガスガスですよ(涙) キレット越しの槍ヶ岳を見に来たのに…

傷心な精神を落ち着かせるために、北穂高小屋でコーヒーを飲むことにします。。
山頂からは雪の階段を降りて向かいます。

小屋に降りてみると、段々とガスが…?!

晴れて?

キター!!まさかあのガスガスな状況から10分でここまで変わるとは…逆転大勝利です!

小屋からは槍ヶ岳を中心に北アルプスの山々が一望できます。あー最高の眺めだー。昨日の辛さなど吹き飛んでしまいます。

キャプション入りでどうぞ。裏銀座行きたいなぁ。

北穂高と槍ヶ岳の間はキレットで繋がっています。険しそうですが雪の上にトレースがついていたので、この時期に歩く人いるんですね。

西の方角には笠ヶ岳とその奥に白山が見えました。白山も残雪期に行きたい!

東側には常念山脈が連なります。去年夏に歩いたけど、この時期も歩きたい!

槍ヶ岳の右には白馬や鹿島槍ヶ岳などが見えました。僕らが登っているころに降りてた人はこの絶景を見れなかったわけで、、山の天気は読めませんな。

景色を堪能したら、小屋のコーヒーをいただきます♪ 景色がスパイスとなり至高の一杯!

小屋前はこんな感じでテラスになっています。皆さん無事に景色が見られて、一安心の様子(笑)

渡邊氏が持ってきた鯉のぼりを使って撮影会をします。今日は子供の日ですからね!ずっと槍ヶ岳を見ていたら、残雪期に登りたくなりましたよ。来年のGWかな~。
結局、小屋に1時間半ほどいました。ほんといつまでも見ていられる景色ですよ。この小屋に泊まりたい(笑)

あまり遅くなると、雪が緩み雪崩が怖いので降ります。あぁ名残惜しい!

まずはさっきはガスガスだった山頂へ戻ります。…全然違うじゃないか!!

この標識、実は抜けます(笑)
槍Tシャツを着て槍をバックに記念撮影! これをやりたかったんです!(3年前の槍ヶ岳山荘で買ったものの、派手すぎて滅多に着れないシャツですw)

山頂からは南の奥穂高岳や涸沢岳が見えます。また北穂高岳には登りに来たい!

さて、今度こそほんとうに下山します。既に気温が上がり融けかけているので、慎重に下ります。とは言っても下りは息が切れないのでサクサク下れます。

下山は1時間ちょいで完了~。あっという間です。下山後は涸沢小屋のテラスで休憩~。

山友さんはビールで、自分はコーラで乾杯!

テラス正面の前穂高の北尾根をよくよく見ると登る人が見えます。凄いとこ登ってるなぁ、と思ったらこの後スキーで滑降してました。まさに飛ぶように滑ってました。凄いなぁ。

こちらが滑ってた方。話を聞くに、涸沢小屋で働いているらしい。あれだけ滑れたら楽しいだろうなぁ。

お昼を食べたらテント撤収して横尾に向かいます。この日は後発組と合流予定なのでね。

15時前に涸沢を出発します。翌日は雨予報なので、皆さん既に撤収されてました。だいぶテントが減りましたね。

横尾までの道は、前日よりも土交じりの雪になっていました。おそらく断続的に雪崩れている模様。

1時間半弱で横尾に到着。やっぱり荷物が重い… 後発組はすでに蝶ヶ岳から降りてきていました。

早速テントを張ります。
その後、お楽しみのすき焼き!今年に入ってから月1回、山ですき焼きしてます(笑)今回は割下としらたき担当だったので、重かったよ…

蝶ヶ岳から見る穂高連峰の写真を見せてもらったり、楽しい時間をすごしました~。
山の話をしているとあっという間です。

こちらが見せてもらった写真。蝶ヶ岳からは穂高~槍ヶ岳がよく見えます。

稜線が気持ちよさそう!テント張って朝焼け夕焼けを見たいです。

そして、ご飯食べた後 20時頃に就寝zzz

3日目

午後から雨予報だったので、5時に起き7時出発の予定で準備します。
が、テント撤収中に雨が降ってきた…結構本降り(涙)皆さん慌てて撤収します。自分も何とか片付けますが、濡れて荷物が重い…

予定通り7時に横尾を出発。出発してすぐ虹が見れました♪

徳澤でソフトクリーム休憩しつつ帰ります。

10時に河童橋まで戻ってきました。

その後、タクシーで駐車場に戻り温泉へ。今回は白骨温泉の泡の湯へ行きました。
ぬるめでいい湯でした~。
(混浴が有名だから来たわけじゃないですよ!)

GW真っ只中ということで中央道の渋滞が予想されたので、遅めに帰ることにしました。
それまでは松本で時間をつぶします。

新島々近くのそば屋で鴨そば食べたり、

大王わさび農場でわさび買ったり、

塩尻市のお店「山賊」で山賊焼きを食べたりしました。山賊焼き発祥のお店だそうです。かなりボリュームがあり、うまかった!

20時過ぎに高速に乗ると渋滞なく帰れました~。

 

3.あとがき

今年最後の雪山も楽しく登れました~。
久しぶりに間近で見た槍ヶ岳がかっこよかったです。
この界隈は残雪期であれば登れる山がいくつかあるので、また来ると思います。

名残惜しいですが、これで今シーズンの雪山はお終い。

夏山シーズンはどこに行こうか考える毎日です(笑)

 

4.装備/持ち物

ウェア

詳細はこちら→雪山装備 ウェア編

種類 持ち物 使用
ハードシェル ジャケット mont-bell ドロワットパーカ
ハードシェル パンツ mont-bell アルパインパンツ
フリース mont-bell クリマエア ジャケット
アンダーシャツ mont-bell スーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ
アンダータイツ mont-bell ジオラインEXP.タイツ
ダウン mont-bell スペリオダウンパーカ
グローブ mont-bell OutDry アルパイングローブ
グローブ ショーワグローブ No282 防寒テムレス
靴下 mont-bell メリノウール アルパイン ハイソックス
スパッツ mont-bell GORE-TEX アルパインスパッツ イージーフィット
バラクラバ mont-bell トレールアクション バラクラバ
ネックウォーマー mont-bell WIC.クール ネックゲーター
帽子 montbell フィッシングハット
ギア/道具/食べ物etc

詳細はこちら→雪山装備 ギア編

種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
冬靴 mont-bell アルパインクルーザー3000
アイゼン mont-bell カジタックスLXB-12アイゼン
ピッケル BlackDiamond レイブンウィズグリップ
ストック モンベル アルパインポール
スノーバスケット モンベル スノーバスケット
サングラス OGK KABUTO Binato-5
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ Xperia GX SO-04D
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
テント モンベル ステラリッジ テント 2型
グラウンドシート mont-bell グラウンドシート ドーム2型
竹ペグ 自作
シュラフ mont-bell UL.スーパースパイラル ダウンハガー 800 #0
シュラフカバー mont-bell ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグ カバー ワイド
マット THERMAREST Z Lite Sol Zライト ソル ×2
ツェルト mont-bell ライトツェルト
ストーブ PRIMUS P-153 ウルトラバーナー
ガス缶 PRIMUS ハイパワーガス(小) IP-250T
コッヘル snow peak トレックコンボ SCS-010
ウォーターキャリア EVERNEW ウォーターキャリー900ml
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 (登山地図 | マップル)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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