新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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両神山 ~ 八丁峠(八丁尾根)コース → 作業道 日帰り登山 ~

      2017/04/26

12月第一土曜日、秩父の両神山に登ってきました~。

今年は雪が降るのが遅いみたいですね。ゲレンデがオープンできないという話もちらほら聞きます。
11月いっぱい 2,000m級でも秋山を楽しむことができたので、登山愛好家は嬉しかったのでは?!

さすがに12月になって寒くなってきたので、低山を攻めることに。

秩父最高峰 両神山は標高は1,723mとそれほど高くなく、雪があまり降らない奥秩父の山。
なので、登るならこの時期を狙っていました。夏だと暑いですからね・・・

鎖場ルートをアスレチック感覚で登ってきました!!PC052943

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<コースタイム>
2015/12/5
上落合橋9:40→八丁峠10:25→行蔵峠11:10→西岳11:15→東岳12:05→休憩~12:20→両神山山頂12:50→昼休み~14:00→上落合橋15:30

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両神山は神奈川から日帰りで行くには厳しい秩父の山。
でも、神奈川県民にとっての丹沢のように、埼玉県の方からすると地元の山なんでしょうかね。
東京都民は奥多摩、群馬県民は赤城山、栃木県民は日光、茨城県民は筑波山、千葉県民は・・・鋸山?!

両神山の登山道はいくつかあります。
一番歩かれている日向大谷コース、最短距離の白井差コース、そして鎖場が続く八丁峠コース。
前者二つのコースは単調と聞いていたので、今回は鎖場 八丁峠コースを選択。
これまであまり鎖場の経験がないので、いつか登る剱岳の練習と思って登ります!

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 雲取山・両神山 (登山地図 | マップル)

旅の始まりは午前6時の武蔵小杉駅。ピックアップしてもらって両神山へ向かいます。
車出して頂いた てつさん ありがとうございました!

関越道を使い花園ICで降りて秩父方面へ向かいます。
国道140号→国道299号→金山志賀坂林道を通り八丁峠コースの登山口へ。

ひとつ注意なのが 秩父側の金山志賀坂林道は凍結のため12月に通行止めになります。
去年は12/1から通行止めで、今年は12/7から通行止めでした。
南の秩父市側から行けば上落合橋まで通行可能なのでご安心を。
↓は登山口にあった看板。PC053012

八町峠の下には八丁トンネルが通っており、トンネルの両脇に登山口があります。
こちらは小鹿野町側の八丁トンネル登山口。15台くらいほどの駐車スペースに5台停まっていました。
トイレはこちら側だけにあるので、済ませておきましょう。PC052907

トンネルを抜けて少し下ると上落合橋駐車場。8台の駐車スペースに5台ほど停まっていました。
久しぶりの当日出発だったので、登山開始は9:40。かなり遅めの出発ですが、八丁峠コースのコースタイムは往復6時間なので、暗くなる前に戻ってくる予定。
PC052908

上落合橋のほうが八丁トンネル登山口よりも標高は80m低いです。

はじめは沢沿いを歩いていきます。PC053013

次第に沢から離れて、杉林の中を登って行きます。八丁峠まで標高差350mを稼ぎます。PC052909

段々上がってくると落葉樹の森になってきました。PC052913

落ち葉がふっかふかで歩きやすいです。たまに思った以上に深く積もっていて、落ち葉ラッセル状態。PC052914

登山口から45分で八丁峠に到着。展望台がありますが、ご覧の通り周りが木なので展望はありません。
これ夏だったら何も見えないだろうに・・・
PC052916

展望台下には初心者向けではない・鎖場注意 なる看板がありますが、ここから八丁尾根 鎖場ルートです!PC052915

展望台を過ぎると、早速 鎖が現れます。
他の方のブログを見ると、鎖の数がまちまちなので自分達も数えてみることに(笑)鎖1

全部載せると長くなってしまうので、ダイジェストでお送りします。
弐~伍番目。鎖2

鎖の多くは使わなくても登れちゃいます。序盤のほうがきつさで言えば甘め。
被写体がないと傾斜が伝わらないですね・・・鎖3

六番を過ぎると行蔵峠に到着。ここは開けているので景色を堪能できます。PC052937

まず目に入るのが、これから登る両神山山頂。
わかりにくいですが、真ん中が目指す山頂。標高が高くないので、山頂まで木が生えてます。PC052924

両神山の向こうには富士山が頭を出してました。いい天気!PC052926

北側には西上州の山並みが広がります。手前のミルフィーユみたいに見える白い線は通ってきた金山志賀坂林道。うねうねしてますね~。PC052929

こちら側でひときわ目に付くのが雪を纏った浅間山。1ヶ月前は四阿山から浅間山を眺めてたなぁ。
PC052930

南側は奥秩父方面。甲武信ヶ岳とか国師ヶ岳があるエリアですが、、奥秩父の山は標高が似たり寄ったりで山頂も木に覆われているので判別がつかない・・・
去年甲武信ヶ岳に登った時も両神山が見えていたんですかね。PC052925

まだまだ先は長いので進みます。少し下って再び登りの鎖場。
鎖4

7番目を登ると西岳到着。ここも景色がよかったです。PC052942

ここから見る東岳が壮観!いい眺めだけど、こんなに登り返すのかぁ(汗)
PC052943

再び上り下りを鎖場を越えて進みます。
鎖5

このぐらい手がかりがあれば鎖なしでも十分登れます。クライミングはしたことないですが、次に手足をどこに置こうか考えて登るのは楽しい!鎖6

12番目を越えた鞍部で尾の内ルートと合流。龍頭神社奥宮がありました。
両神山 山頂が龍の頭、ギザギザの八丁尾根が体、ここから尾の内ルートを経て麓の尾の内地区までが尾で、龍神を祀った雨乞い信仰の神社らしいです。
PC052952

ここから東岳が八丁峠ルートで最も険しい部分。連続して鎖場が現れます。鎖7

14番目は甲斐駒ケ岳の刃渡りのような鎖場。写真だと厳ついですが、普通に上面を歩けます(笑)
写真は難しいな・・・鎖8

18番目は、ここに鎖かけるなら他にかけるところは一杯あるだろう、と言いたくなるレベル。普通の平坦な道についてます。鎖9

このあたりから鎖が長くなってきます。全体重をぐいっと持ち上げるので、段々と腕が疲労してきます。鎖10

25番を登って少し歩くと東岳に到着。ベンチで一休みします。
PC052973

ここも開けていて景色がよく見えます。
北側の眼下に見える岩稜は二子岳。あそこの鎖場はなかなかデンジャラスらしい。
PC052971

東側に見えるのが秩父のシンボル武甲山。特徴的な形が目立ちますね。この冬に登ろうと思っています。PC052972

西側には八ヶ岳が見えます。あちらも積雪してますね~。PC052965

一息ついたところで、先へ進みます。ここまでくれば山頂まであとわずか。
しばらくは平和な尾根道を歩きます。日陰は雪が残ってました。
PC052974

26番目の鎖は長かったです。鎖11

27番を越えると・・・鎖12

山頂に到着。いきなり山頂でびっくりします(笑)
鎖場の数は27本でした~。
PC052981

山頂は狭く、社や一等三角点がありました。PC052984

山頂から今日歩いてきたルートを振り返ります。まさに龍の背のようにとげとげしてます。いい運動になった!PC052992

富士山もひょっこり頭を出してました。手前は大菩薩嶺かな。PC052990

山頂は狭く休憩スペースがないので、白井差側へ進みます。
トラロープが張られていますが、ロープの先が白井差ルートです。この看板近くにベンチが1つあるのですが使用中だったので、ロープの先の適当なところで休憩~。
PC052995山頂から上落合橋に戻るには地図上では八丁峠ルートをピストンするしかないです。
が、今回は非正規ルートを歩きました。詳細は省きます。。。

最後は上落合橋 駐車場の崖の上に出ます。PC053009

登り始めてから6時間弱で下山完了!
帰りの林道から両神山を一枚。右の鞍部が八丁峠、そこから左に5つの大きなピークを越えました。山頂は一番左のピークの奥。
距離はたいしたことないけど、疲れた~。
PC053015

道の駅 両神温泉薬師の湯に入り、帰りました~。
PC053018


標高差が600mで楽勝!と思っていた八丁峠コースでしたが、思った以上にアップダウンがあり、久しぶりに登山後に筋肉痛になりました。
調べてみたら累積標高が1,000m以上あるんですね。そりゃ疲れるわ。。
歩いて登るのとは違い、岩をよじ登るのでスタミナよりも筋力を使います。
6時間の山行でしたが、心地よい疲労感でした。

難易度はそれほど高くなく、楽しいルートなので、両神山を登る際にはこのルートをオススメします。
それと標高が低いので夏はオススメしません!雪が積もる前の今の時期がベストシーズンと思います。
登山者が少なかったので鎖場で渋滞もなく、快適に歩けました♪
皆さん12月になると登山やめちゃうんですかね??これから低山の時期ですよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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