新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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斜里岳 ~ 清岳荘 周回コース 日帰り登山 ~

      2017/04/26

羅臼岳に続き、北海道遠征2座目は斜里岳に登ってきました~。
斜里岳は知床半島の付け根にあり、羅臼岳と連続で登る人が多いです。
独立峰であり、麓の清里町は広大な畑が広がっているので、下から見るととてもきれいに見えます。
標高はそれほどでもなく、なんで百名山に選ばれたのかなぁと思っていましたが、登ってみたら理由はコースにあることがわかりました(笑)
初めての沢登りの登山でした~♪

P8301722


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<コースタイム>
2015/8/30
清岳荘5:20→下二股6:20→上二股8:00→馬の背8:35→山頂8:55→休憩~10:10→上二股10:45→熊見峠11:25→下二股12:05→清岳荘13:00

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羅臼岳の記事の続き・・・

3日目

北海道遠征3日目。羅臼岳に登った翌日は、登山offの日。
ゆっくり起きて網走などを観光しました~。

昼食に網走市内でザンギ丼を食べました。カラフトマスを揚げて、甘いタレで味付けされています。そこに長いもをかけて食べます。P8291596網走市がご当地グルメとして押しているのが、この正式名称「オホーツク網走ザンギ丼」。
名乗るためには色々と条件があります。

網走産のオホーツクサーモンを使うのはもちろんのこと、網走産の長いもと山わさびをそえること、網走産の貝の汁物をつけること、1,000円未満であることなどなど。
要は、網走産の食材をお得な価格で食せると言うことです!もちろん美味しかったです!

おなかが満たされたら、網走監獄へ行ってきました。
P829159710数年ぶりの再訪でしたが、色々と施設が増えていました。
監獄の中にも入れますよ(笑)

その後は、斜里岳登山に備え買出しに行き、麓の清里町のホテルにチェックイン。
夕飯は斜里町まで出かけました。

で、この時のお店選びが大成功!!
「魚元」というお店に行ったのですが、1品200円でストップというまで料理が出続けます。

ハラスとかP8291604

ズワイガニとか!P8291608

ちゃんちゃん焼きとか!!!P8291610

全て地のものを使っており、鮮度がいいからかめちゃくちゃ美味しかった!
女将さんが1人で切り盛りされているので時間はかかりますが、この味でこの値段だったら何も文句は言えない!
また行きたいなぁ~。

こうして食べ廻ってこの日は終了。

4日目

4時すぎに起床し、5時前に出発。同じホテルに泊まっていたツアーは4時半には出発していました。
30分ほどで登山口である清岳荘に到着。道東は都心よりも東に位置するので30分ほど明るくなるのが早いです。

かなり広い駐車場で、50台ぐらいは停められそうです。この日は数台路駐している車もありました。
駐車場代は100円です。P8301614

こちらが清岳荘。
羅臼岳の木下小屋同様 素泊まりで泊まることができます。 P8301720
登山届けを書いて登山スタート!

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 利尻・羅臼 知床・斜里・阿寒 (登山地図 | マップル)

最初は平坦な道を歩いていきます。前にいるのは同じホテルに泊まっていた団体ツアー。前日に羅臼岳、翌日に阿寒岳を登るツアーだそうです。3日連続はきつそう・・・
P8301615

15分歩くと沢沿いのコースになります。その手前にこの看板。出現率は羅臼岳ほどではないにしろ、気をつけます!
P8301617

多少渡渉があると聞いていたものの、実際は下二股までに13回この沢を渡りました。P8301618なかなか高度は稼げないですが、沢渡りが楽しくてあっという間に感じました(笑)

清岳荘から1時間で下二股に到着。登りはこのまま直進して旧道を行きます。帰りは新道を通りここに戻ってくる予定。P8301627

ここまででも十分渡渉を楽しめましたが、ここからがもっと凄くなります(笑)
下二股以降の旧道コースは段々と斜度がついてきて、滝の連続になります。こちらは万丈ノ滝。
P8301644

こんな感じで滑った岩肌をロープで上がるところもあります。P8301640

この辺でぬるっと滑ったな(汗)P8301650結構滑ってる方もいたので、登る方は気をつけてください。長靴で登ってる方もいました。

かなり急なコースで道も狭いので休憩できる場所がないですが、この見晴らしの滝を登ったところは岩の段差がいい感じにベンチになっていて休憩できます。ここで旧道コースの真ん中ぐらい。P8301651

見晴らしの名の通り、下流を見ると清里町の畑が見えます。今日もいい天気!
P8301653

このあたりで花も咲いていました。こちらはエゾトリカブト。(ぱっと見、本州のと違いがわからないw)P8301639

これはなんでしょう・・・P8301638

キリンソウ?P8301670

こんな滝もあったり、P8301655

終盤の七重の滝以降は、滝の中を歩く感じになってきます。滑るけど楽しすぎる!P8301657

霊華ノ滝を過ぎると流量は一気に減ります。P8301660

そして上二股に到着。ここで新道と合流します。P8301661多くのブログや本で、登りは旧道・帰りは新道がオススメされていますがそれも納得!
旧道は急で滑るので、とても下りに使おうと思わない!
なので楽しい沢コースは登りに使いましょう♪

ここ上二股には携帯トイレブースが設置されていました。
P8301662このコース、トイレも水場もスタート地点の清岳荘にしかないので、お気をつけて。

ここまでそれほど標高を稼ぐことが出来てないので、ここから急になります。
P8301666水がないとただの登山道ですな。いままで不安定な道でスピードが出せなかったので、ここからはガシガシ進みます。

樹木の切れ間からは時折 稜線が見えます。右に見えるピークは山頂ではないので、騙されないように。P8301668

この胸突八丁あたりが一番きついところ。といっても時間的には短いので、ちょっとの間がんばればすぐ稜線です。
半袖一枚でも暑い!P8301671

稜線に出る手前はガレてます。P8301672

上がりきると馬の背です!左を見るとコブが二つ見えます。奥のコブが山頂。遠そうに見えますが、意外と近いです(笑)P8301674

ここで休みたい気もしますが、あともう一息!先に進みます。
コブの鞍部には金属製の斜里岳神社の社があります。ここまで担ぎあげたのかな?重そう。P8301677

ここまで来れば、残るはこの坂のみ!
P8301678

馬の背から20分。山頂に到着!P8301681だいぶ羅臼岳の疲労が足に来てましたが、コースタイムより少し短い時間で登れました♪
山頂は結構広いです。

山頂からは、麓の清里町や斜里町の畑がパッチワークのような模様を描いている景色が見れます。
北海道ならではの景色です♪ ほとんどがじゃがいもと麦の畑だそう。奥はおいしい鮭がいるオホーツク海。
北海道は広大だ~。P8301683

こちらは知床半島方面。残念ながら2日前に登った羅臼岳は雲の中。P8301696

知床半島の東側には国後島が見えます。
P8301698

網走方面の水平線は青く輝いているように見えました!P8301694

霞んでいますが摩周湖も見えます。P8301686斜里岳は独立峰なので360度景色が見えます。けどやっぱり海側に目が行ってしまいますね~。

昼ごはんはジンギスカン♪北海道ですから~!!
P8301693たいていの北海道のスーパーにはアルミで出来たジンギスカン鍋が200円ぐらいで売っています。
結構でかいですが持って来ました(笑) こんなやつです↓↓
バーベキューに!使い捨てジンギスカンプレート( 2枚入×5セット)

ラム肉もたいていのスーパーに売っていて、冷凍のものを買って持って来たら、登っているうちに解凍されちょうどよかったです~。カット野菜ともやしを一緒に炒めます!
味付けラム肉だったので、そのままでうまい!!

1時間じっくりジンギスカンを堪能してると、ツアーが到着して山頂が混み始めたので下山します。
下山は新道経由で帰ります。

馬の背から見た新道です。尾根伝いに3つピークを超えていきます。
P8301702

上二股から新道に入ります。道中ハイマツ帯を進むので展望がききます。
写真奥のピークが熊見峠。そこから右側に下り、下二股で旧道と合流します。P8301708

二つ目のピークで振り返ると・・・
P8301713斜里岳のピークが一望できます。山頂は一番左。こう見ると緑が深い山ですね。沢登りがなかったら結構つらい山なのかも・・・

景色が開けているのはここまでなので、目に焼き付けます!
P8301716やはりこのパッチワークが印象的な山でした。

そして3つ目のピーク熊見峠に到着。ここから下二股まで一気に下ります。P8301714

この坂が結構急でした。沢の音は聞こえるけど、なかなか見えない時間が長く続きますが、我慢です!
P8301718

熊見峠から40分で下二股に到着。
上流を見ると山頂が見えます。行きはどれが山頂かわからなかったので気づきませんでした(笑)
真ん中のが山頂です。
P8301719

下二股からは登りと同じルートなので省略~。
ゆっくり目に歩いたので、頂上から3時間弱で清岳荘に下りて来ました。

下山後、麓からじゃがいも畑越しに一枚。
P8301722斜里岳は畑とセットで価値を持つ気がしました(笑)

おまけ 神の子池

下山後、摩周湖の東にある神の子池に寄りました。
P8301732透明度が高く、青い神秘的な池です。水温が年間通して低いため、倒木がそのまま残っているそうです。
まだそれほど有名にはなっていないので、是非行ってみてください♪

その後、弟子屈で買出し&ラーメン食べて、道の駅でソフトクリームも食べて、阿寒湖温泉のホテルに向かいました~。


こうして遠征2座目が終了~。
疲労が足に残っててきつかったですが、沢登りは楽しかった~♪
まさか初めての経験を北海道でするとは・・・深田さんもここを登ったのでしょうか。

翌日、阿寒岳登山に続きます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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