新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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紅葉の安達太良山 ~ あだたら高原スキー場 周回 日帰り登山 ~

      2018/12/17

10月の第三月曜日に安達太良山に登りました~。

早池峰山に登った翌日に立ち寄った安達太良山。今回で二度目です。
前回登ったのが3年前の7月の連休で、スタートが遅かったからか山頂ではガッスガスで展望は0。ただ登っただけという。。なので前々から再訪したい山でした。

今回は運良く紅葉シーズン真っ只中に登ることができ、紅葉狩りを堪能しました~。

「紅葉の安達太良山」

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<コースタイム>
2018/10/15
あだたら高原スキー場 駐車場5:20→くろがね小屋7:05→安達太良山山頂8:10→あだたら高原スキー場 駐車場10:10

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1.ルート

安達太良山はなだらかな火山のため、登り口が沢山あります。また山域は南北に長く、いくつもピークがあります。

一般的には安達太良山の山頂と言えば標高1,700mの通称 乳首とされますが、実は北の鉄山や箕輪山の方が高いです。…なぜ一番高い所が、一番メジャーではないのだろうか。

今回も前回同様、あだたら高原スキー場から周回で登りました。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (山と高原地図 11)

 

2.山行記録

早池峰山に登った後に道の駅 土湯で車中泊し、翌日あだたら高原スキー場へ向かいました。
駐車場に着いたのが4時半。準備していると5時過ぎに夜が明け始めました。麓のコンビニで買い物しているときは星が見えなかったけど、雲海になってたのね。標高1,000mもない場所で雲海が見れるとは驚き。
この日は昼前から曇る予報なので、あの雲海が上がって来るんでしょう。
ちなみにトイレはロープウェイ建物内のがこの時間でも使えました。ありがたや。

すっきりしたら5時20分に出発!まずはくろがね小屋を目指します。
序盤の原瀬川沿いには自然歩道と林道の二つのルートがあり、今回は自然歩道を歩いてみました。

見ごたえのある滝がいくつも連続する道でした。暗すぎてロクに写真は撮れなかったんだけどもね。晴れれば紅葉とセットで撮れそうです。

15分歩いて林道と合流。楽なのは林道経由です。

くろがね小屋までは車が通れるくねくねした新道と直線的な旧道があります。短時間で登れる旧道をチョイスしました。

とはいっても旧道も歩く分には適度な傾斜です。

前日の早池峰山の天気がイマイチだったせいか、樹林帯でも晴れているとすがすがしい気分になれますw

30分ほど歩くと南側が開けた場所に出ました。そこから見えたのは紅葉した安達太良山の山肌。

正面にはロープウェイ駅と薬師山のピーク。樹々が朝日に照らされ黄金色に輝いています。朝焼けの紅葉は美しい…

視線を南西に移せば安達太良山の山頂 通称 “乳首” が見えます。まさにこの角度から見ると乳首のようです(笑)

朝焼けを堪能したら先へ進みます。前日に雨が降ったようで、地面は濡れていました。

上を見上げれば秋の景色。ナナカマドはもう赤い実を付けています。

樹々も色づき落葉するのももうすぐでしょう。特に黄色が鮮やかでした。

30分ほど旧道を歩くと新道と合流。結構凹凸がある道なのですが、こんなんでも車は通れるんですね。

新道と合流してしばらく平らな道を歩くと勢至平に到達。

振返ってみると太陽が上がり、雲海が輝く絨毯のようです。やっぱり山は朝だなぁ♪

勢至平から先は名前通り平らな道。歩いていると道脇にくろがね小屋のジムニーが停めてありました。
やっぱりこういう道はジムニーですよね~。いいなぁSUV欲しいなぁ。いまが一番子供と出掛ける時期だと思うんだけど、嫁決済が降りない(涙)

そしてくろがね小屋が近づくにつれ、紅葉が凄いことになっています。赤はいまいちですが、黄色の発色が凄い!

そんな紅葉の森の中にポツンとあるこちらがくろがね小屋。

歩き始めて1時間45分、くろがね小屋に到着~。ここの温泉は硫黄成分が濃いーいい湯です。前回訪れた時は入りました。小屋は築53年が経過し老朽化のため来年度に立て壊し再建するそうです。冬もやっている営業小屋なのでいつか泊りに来たい!

菓子パンを補給したら先へ進みます。小屋裏から稜線に上がる道は火山ガスの為 通れず。以前は通れたようです。

くろがね小屋から峰の辻へ向かいます。小屋から先は樹林帯を抜け、火山らしいガレた道。白く見えるのはおそらく硫黄成分。

峰の辻まで急ですが、ここを登り切れば景色が開けるので踏ん張りどころ。

後ろを振り返れば蔵王山。またスキー場に行きたいなぁ。

小屋から30分で峰の辻に到着。

ここまで来ると山頂が目前。左のこぶが目指す山頂です。まっすぐ谷を登り返すのが最短だけど、今回は右側から回り込むように稜線伝いに行きます。

東側には雲海の向こうに阿武隈山地の山々。スッキリ晴れてはくれなかったけど、遠望はある不思議な天気。

西へ進路を取り、牛の背へ。道中はこんな感じで岩山っぽい雰囲気。

峰の辻から15分で牛の背。なぜこっちに寄り道したかと言うと…

沼の平火口を眺めるため!前回はガスってて諦めたけども、改めて訪れてみると、急に変化する景色に感嘆です。1900年の噴火でできた火口だそう。普通に登っていると生きている火山と気づきにくいけど、過去にはこの火口でガスで亡くなった方もいるので気をつけねば。

迫力の火口画像を360度画像でどうぞ!

牛の背 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

沼の平の火口壁の奥にはちらっと磐梯山

南を見れば安達太良山 山頂の乳首。ここまで来ればもうすぐ!

牛の背にあったこの土山はなんでしょう?ピラミッドみたいな三角錐の山。

なんとなく登った所を撮られていましたw

雲海はまだ低い位置にあり、いままで歩いてきたルートがよく見えます。山は朝ですなぁ。

登り始めて3時間弱、安達太良山に到着~。早速 乳首岩に登ります。

以前は岩をよじ登った気がしますが、梯子が掛けられてました。

乳首の上には八紘一宇の標識とお社があります。

山頂は言葉通り360度の大展望!
北を見れば歩いてきた牛の背の奥に、鉄山や箕輪山が見えます。次回は違うルートであちら側を歩いてみたいです。その奥は東吾妻山。

西を見れば磐梯山。牛の背から角度を変えると全容が見えました。

山頂での360度画像もどうぞ~。

安達太良山 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

山頂は風があり避ける場所がないので、そそくさと下山します。下山路はロープウェイ駅までは割と歩きやすい道。

こんな感じで整備され、ロープウェイを利用すればあまり登山をしない人でも山頂まで歩けます。

と思ったら、凄い数の人が反対側から上がってきます。どうやらロープウェイが動きした様子。平日なのにこの人数とは。おそるべし紅葉の安達太良山。

ロープウェイとの分岐地点には薬師岳山頂があります。通過点なので山頂って感じはないけど。乳首がよく見えます。

ここもロープウェイ利用の人で大混雑。

ここから先は打って変わって、ちと歩きにくい道。前回歩いた時もそうだったけど、段差が大きかったり滑ったりと手強いです。

特に見どころないので省略しますが、スキー場まで出ればゴールはもうすぐ。この時間になるとすっかりガスっちゃってます。

朝の雲海の雲が上がってきちゃったかな。

下りは2時間ジャストで歩けました。朝は数台しかいなかったのに凄い数の車!平日なのに!

お風呂は駐車場脇にできた奥岳の湯へ。お湯はくろがね小屋から引いているらしいですが、透明なお湯でした。立地がいいので結構人がいました。

汗を流したら麓の岳温泉近くのレストランティーポットでお昼ご飯を食べます。安くて量が多く、美味しかったです!

その後、渋滞なく帰りました~。平日最高!!きっと土日だと凄い混んでたんだろうなぁ。

 

3.あとがき

二度目の安達太良山は天気に恵まれ、紅葉を堪能することができました。
下ノ廊下に行く予定が潰れ、急遽東北遠征に切り替えたけど、安達太良山でも紅葉が見れてよかったです。

それと牛の背から見る火口がこんなに迫力があるとは知らなかった!ぜひ登る人は足を伸ばして欲しいです。山頂からすぐだしね。

また今度は冬に登って見たいです。他にもルートが沢山あるので、また訪れると思います。

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ
フリース mont-bell クリマエア ジャケット
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス
帽子 montbell フィッシングハット
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ Xperia GX SO-04DVAIO Phone A
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
ツェルト mont-bell ライトツェルト
食料 菓子パン・ナッツ
飲み物 アクエリアス2L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (山と高原地図 11)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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