恵那山 梅雨の合間に山登り ~ 広河原ルート 日帰り登山 ~
2017/04/27
6月の最終日曜日に恵那山に登ってきました~。
本当は土日で妙高山&火打山を狙っていたんですが、土曜日が雨・・・
前日に山友さんと相談して日帰りで行ける山を相談、、急遽 恵那山に登ることにしました!
こういう時、お互いに行きたい山を知っていると話が早いですよね。
恵那山については事前にほとんど下調べしていなかったので、集合場所に向かう最中に地図を買う始末(笑)
展望がない山ということは知っていたので、天気が悪くてもいいだろう!と思い行って来ました。
初の中央アルプスですが、果たして・・・
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<コースタイム>
2016/6/26
駐車場6:05→広河原登山口6:35→1716m地点7:40→恵那山山頂9:10→恵那山頂小屋9:20→休憩~10:15→駐車場12:45
恵那山は中央アルプスに属する山ですが最南端に位置するので、木曽駒ケ岳や空木岳達とは少し離れています。
山友さんの中にも登ったことがある人がいなくて、自分の中ではレア度の高い山です(笑)
恵那山まで向かう途中に中央アルプスの山々や八ヶ岳や奥秩父など、いい山がいっぱいありますからねー。
百名山と言えども、みんな優先度は低いのかも。
前日の22時に溝の口駅で待ち合わせ。
両神山・会津駒ケ岳でご一緒させていただいたテツさんに、車を出していただきました。今回もありがとうございます!
出発前にルートを相談・・・テツさんが1月に広河原から登ったそうで、今回は景色のいい神坂峠から登ることにしました!
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 木曽駒・空木岳 (登山地図 | マップル)
カーナビを神坂峠に設定し、中央道経由で飯田山本ICへ。高速を降りて下道を進みます。
が、しばらく進んだところで、ゲート出現!!
こちらが翌朝に撮ったそのゲート。ここは広河原登山口です(汗)
どうやらカーナビが林道が通行止めになっていることを認識しておらず、神坂峠までここを通って行けとナビしてた模様・・・
いまさら迂回するのも手間なので、広河原から登ることにしました。完全にリサーチ不足orzテツさん、また広河原ルートで申し訳ない!
後で調べたら、神坂峠は岐阜県側からでないと行けないそうです。中津川ICから行けるみたいなので、行く人は気をつけてくださいな。
3時間ほど車で寝て、5時過ぎに起床。準備して6時に出発!
駐車場は30台ぐらい停められそうでした。この日は15台ほど。トイレもあり、車中泊向きの登山口です。
ゲートにくっついているポストに登山届けを出して、登山スタート!
この日歩いたルートはこちら↓
初めは川沿いの林道を歩きます。この林道は神坂峠を通り、中津川まで通じていますが、この辺りが通行止めのため通れず。
こんな感じで真新しい崩壊の跡もありました。
それでも工事は行われているようで、頭が下がります。工事の方も怖いでしょうね。
なんでこの林道が放棄されないのかというと、この道の先に岐阜県中津川市と長野県阿智村が共同運営する山荘 萬岳荘があるから。この道が通れないと、阿智村からはアクセスできず、中津川から迂回しないといけないんですよね。
また、阿智村のスキー場 ヘブンスそのはら の上部もこの道を通らないといけないので、村にとっては重要な道だそうな。
トンネルを抜けるとすぐに登山道入り口です。てっきり山側に登山道があると思いきや、林道横を流れる川を渡った対岸に登山道があります。
橋を渡ると、すぐに急な登りになります。序盤は大きめの岩がゴロゴロしていて、なかなか疲れます。
こういう森では、この時期 虫が飛び始めるので、蚊取り線香をぶら下げながら歩きます。
これ↓に蚊取り線香を入れてザックに吊り下げます。
ライオンケミカル フッ素加工線香吊下げ式レギュラー
おかげで半袖で歩いても刺されずに済みました~。
道中はこんな感じで300mおきに標識が立っているので、分かりやすかったです。
途中、クラブツーリズムの団体さんがいました。ガイドさんが声をかけて道を譲ってくれたのでありがたかったです!数グループいたので30人近くいたのかな?皆さん月川温泉に前泊してたみたいです。うらやましい!
登山口から1時間ほど歩くと1716m地点。このコースの標高差はおよそ1,000m。だいたいここで半分です。
このあたりから展望が開けてきます。まぁご覧の通りこの日はガスガスですがね。。晴れていれば南アルプスが見えるそうな。
先に進むと、1箇所だけロープが設置されていました。使わなくても登れるレベルですが、帰りはここで渋滞していました。
霧がかった幻想的な道をいきます。たまにはこんな山歩きも悪くないです。
恵那山は新・花の百名山に選ばれており、有名なのがこのサラサドウダン。山頂に近づくにつれ、よく見かけました。
他に見かけたのはイワカガミぐらいでした。これからもっと咲くのかな??
そして登り始めて3時間、山頂に到着!急に着きます笑 登山口からあっという間のように書いてますが、変化に乏しいだけです汗ご覧の通り山頂は樹に囲まれているので展望はゼロ。
一様登りましたが、この天気では何も見えず笑
ドウダンの樹は上から見てもキレイなことがわかったので、よしとしよう!
山頂には恵那神社の奥宮もあります。恵那山は天照大神の胞衣(えな=胎盤やへその緒)を納めたことから名づけられ、山自体がご神体となってます。村山葉山もそうですが、こういう歴史がある山 好きです♪
一等三角点もあります。こんな樹だらけのところで測量できたのだろうか?
小雨が降ってきて風が寒いので、少し先の小屋でお昼を食べることにしました。10分ほど歩くと建物が現れます。
こちらは水洗トイレ。山頂近くにこんな立派なトイレがあるとは。
外が寒かったので使わせてもらいました。机が置いてあってありがたかった!
小屋の裏には岩場があり、晴れていると富士山が眺められるそう。
一応登ってみたけど、何も見えない!
岩場から降りたら、来た道を戻り下山します。
帰りも同じルートなので省略~。
途中の広河原では、釣り人がいました。前日が雨だったので水量が多い日でしたが、こういう日のほうが釣れるのかな?
下流の方を見てみると、青く輝いていました。我が地元 ユーシン渓谷には劣るかもしれませんが笑、きれいでした。
帰りは2時間半で下山し、湯ったりーな昼神温泉へ。インター手前にあるので寄りやすいです。
この温泉街は名古屋から近いので、中日ドラゴンズが壮行会とかしにくるそうな。
ぬるめのお湯で入りやすかったです。
下界はいい天気でしたよorz食堂の隣で野菜を売っている地元の方が言うには、阿智村からは恵那山は見えないそうです。
その後、中央高速経由で帰りました。帰りの道では山座同定で結構な盛り上がりにw
いつものように小仏トンネルで大渋滞だったので大月で降ろしてもらいました。
テツさん運転ありがとうございました!
アルプスと言うと、森林限界を超えていて展望が開けているイメージがありますが、ここ恵那山はそんな期待をもろともせず、静かな山歩きをさせてくれる山です。
なので恵那山の魅力は、歴史と下界から見た姿にあるのかなと思いました。もちろん登ってもよしです!
機会があれば恵那市側から見てみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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