早池峰山 ~ 小田越コース ピストン 日帰り登山 ~
2018/11/21
10月の第二日曜日に早池峰山に登りました~。
日月で下ノ廊下を計画していましたが、またしても雨で山変更です(笑)
唯一晴れていたのが北東北だったので、岩手県まで繰り出してきました。
東北といっても著名な山の多くは日本海か奥羽山脈にあり、阿武隈山地や北上山地が広がる日本海側は面積の割に登り応えのある山は少ない印象。
唯一全国的に著名なのが今回登った早池峰山でしょう。(百名山の中ではマイナーでしょうけども)
急遽登ることになり、あまり予備知識なく登った早池峰山。山頂まで歩いた時間は短かったですが、劇的に変わる景色が印象的な山でした。
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<コースタイム>
2018/10/14
小田越登山口6:50→五合目御金蔵7:50→早池峰山山頂8:30→休憩~9:00→小田越登山口10:15
1.ルート
東西に延びる早池峰山は、南北から登山道が伸びています。
メインは南の小田越しからの最短ルート。我々もこのルートで登りました。
数年前に河原の坊からのルートが通行止めになってしまったので、実質ピストンしかできないのでちと退屈。
他には北のJR山田線から歩く方法もあります。
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 栗駒・早池峰 焼石岳・神室山 (山と高原地図 6)
2.山行記録
23時に都内を出発し、東北道を北上。途中のSAで1時間寝ただけで、完全に睡眠不足な状態で登山口へ。
6時半に河原の坊駐車場に到着~。数台が停まっているのみで意外と人気がないのかな??夏の間はここまでは車が入れず、麓からバスで入ることになります。
駐車場からは目指す山頂が見えます。高曇りだけど、山頂に着くまでガスらずに済むか?!
準備をしていると何台かの車が河原の坊を通り過ぎて行きます。この先の小田越には駐車場がないはずだが…
急遽調べてみると、小田越を少し過ぎた場所に数台の車が停められる場所があるとのこと。
45分の車道歩きがカットできるので、車で行ってみることに。
小田越しを超えて、宮古市に入る手前に6台ほど停められるスペースが二つありました。なんとか1台分空いていたので停めます。が、停めたはいいものの段差が大きく出れなそう…我々よりも隣の車が先に帰ってることを祈ろう…
3分戻ると登山口。登山口前の小田越高山植物監視員詰所にトイレありです。
7時前に登山スタート!眠たいですが短時間登山なので、気力で頑張る!最初だけ木道が敷かれています。
ちょこちょこクマよけの一斗缶が置かれています。東北は熊密度が高そうですもんね~。
早池峰山の山頂には小屋がありますが、数年前からトイレは携帯トイレのみとなっています。登山口から10分ぐらいの場所にもブースがありました。ここでするなら登山口ですればいいのに…山のトイレ問題は悩ましいです。。
20分歩くと樹林帯を抜けます。すると見えてくるのが岩が林立する景色。日本じゃないみたい。
急に景色が変わるのでいい意味で驚きました。尾瀬の至仏山に雰囲気が似てるかなぁ。
西を見れば花巻市街が見えます。この日は標高1,500mぐらいに雲があるようで、岩手山は見えずでした。
登るにつれ、目指す早池峰山の山頂が近づいて…わかっちゃいるけどガスの中(涙)
山頂から西に目を移せば河原の坊からのルートと麓の岳まで伸びる稜線。河原の坊からのルートは数年前に崩落したらしく通行止め。なのでほとんどの人が小田越からのピストンです。
岩場の中でもひと際大きい御金蔵。ここで五合目です。ってかここで初めて知ったけど、合目表示があったのね。
行く先はガスってるけども、ハイマツ帯が広がり、まるでアルプスのよう。景色の移り変わりが激しいです。
もう東北はいつ雪が降ってもおかしくない時期。ここ早池峰山は花の百名山に選ばれているけども、残っている花はイワカガミぐらい。固有種ハヤチネウスユキソウを見に来たいなぁ。
登っていると遂にガスの中へ…気づくとこのコースのレコでよく見るハシゴ登場。見た目以上に怖くはないです。
梯子を登ると大きめの岩が連続して現れます。ガスってると道がわかりにくい。。
平らな道を5分ほど行くと、ガスの中から避難小屋が見えてきました。
山頂は小屋の裏。歩き始めて1時間40分、山頂に到着~。…何も見えない!
山頂には沢山の剣が奉納されています。たまに剣が沢山ある山ってありますよね。魔除けの意味なのかな?
山頂には10名ほどの人がいて、雲が切れないか祈ってましたが晴れず… 切れそうではあるんですがね~。
じっとしていると寒いので小屋へ向かいます。
小屋には伝言板が!はぐれた山仲間との伝言にしか使えなそう(笑)
中は10人ほどが寝れそうなサイズ。ブログ書いてる今気づいたけど、「祝」は何だろう??
面白いのは小屋の中に管理人室が個室であること。シーズン中は泊まりこみなのかな??
パン休憩していても寒さが堪えます。フリースを装着。気温は2度でした。標高2,000mないのにこの気温とは。もう冬が近いですね。
小屋のトイレは数年前に壊され携帯トイレブースとなっています。小屋内にも携帯トイレが売られていました。
さて、30分ほど休憩したら下山します。下りはこの蛇紋岩が滑る…至仏山や谷川岳と一緒ですな。
8合目を過ぎるとガスを抜け、下界が見えてきます。続々と登山者が登ってきてました。
下りは1時間15分で登山口まで着きました。ちと歩き足りないですが、眠たいのでこれくらいでよかったかも。
その後、1時間ほど車で寝ていたら隣の人が帰ってきました。なんとか駐車スペースから脱出でき、麓の街へ降ります。
朝は暗くて気づかなかったけど、途中の道がいい感じに色づいていました。
まずは道の駅 はやちね に立ち寄ります。山友さんがバッチを購入してました。
その後、南下し福島県の土湯温泉で汗を流し、翌日の安達太良山に備えました~。
3.あとがき
東北遠征1座目の早池峰山は短時間で登れてしまうものの、景色の移り変わりが印象的な山でした。
山頂で晴れていれば、感動は一層増しただろうに…
それと花の時期に訪れてみたかったですね。それか雪の時期か。
いずれにせよこの日は選択肢が他になかったので仕方なし!
翌日の安達太良山はばっちり晴れてくれたので、良しとしよう!
4.装備/持ち物
ウェア
種類 | 持ち物 | 使用 |
シャツ | 白馬小屋で購入したシャツ | 〇 |
ソフトシェル パーカ | mont-bell ノマドパーカ | 〇 |
フリース | mont-bell クリマエア ジャケット | 〇 |
ソフトシェル パンツ | mont-bell フリーライドパンツ | 〇 |
雨具 | mont-bell ドライテック レインウエア | |
靴下 | mont-bell WIC.ウォーキング ソックス | 〇 |
帽子 | montbell フィッシングハット | 〇 |
ギア/道具/食べ物etc
種類 | 持ち物 | 使用 |
ザック | OSPREY ケストレル48 | 〇 |
夏靴 | mont-bell アルパインクルーザー 2500 |
〇 |
ヘッドライト | ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ | 〇 |
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット | 〇 |
スマホ | Xperia GX SO-04DVAIO Phone A | 〇 |
モバイルバッテリー | Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー | 〇 |
腕時計 | LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計 | 〇 |
ツェルト | mont-bell ライトツェルト | |
食料 | 菓子パン・ナッツ | 〇 |
飲み物 | アクエリアス2L | 〇 |
日焼け止め | ニベアサン プロテクトウォータージェル | 〇 |
地図 | 山と高原地図 栗駒・早池峰 焼石岳・神室山 (山と高原地図 6) |
〇 |
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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