本社ヶ丸 清八山 三つ峠 ~ 秀麗富嶽十二景 十二番 笹子駅 → 三つ峠駅 日帰り登山 ~
2017/04/27
12月第3土曜日、笹子駅から本社ヶ丸→清八山→三つ峠→三つ峠駅と縦走してきました。
三つ峠は富士山撮影スポットとして有名ですが、本社ヶ丸・清八山ってどこ?って方が多いと思います(笑)
この二つはふるさと創生事業として大月市が選定した秀麗富嶽十二景の十二番に選ばれている山です。
ようするに富士山がきれいに見える山ってことです!
(・・・山友さんに教えてもらうまで知らなかったことは内緒)
前から登りたかった三つ峠も近くにあるので、縦走して登ってきました。
久しぶりにがっつり疲れた登山でしたが、最高の天気で富士山を堪能してきました~♪
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<コースタイム>
2015/12/19
笹子駅7:45→角研山9:40→本社ヶ丸11:00→昼休み~12:30→清八山12:45→御巣鷹山14:30→開運山14:50→休憩~15:25→三つ峠グリーンセンター17:20
今回は登る日にちを先に決めて、山友さんに登りたい山を相談。すると「秀麗富嶽十二景!」との返答。
別の山友さんにも聞いてみると、いくつか登ったことがあるとの返答。
むむ、自分は知らなかったですが有名なんですね。。
で調べてみると、大月市内の富士山がきれいに見える山が選ばれているとのこと。
確かにあの界隈は山が多い割には有名な山がないですよね(笑) 大菩薩嶺よりも富士山に近いわけだから、かなり大きく見えるはずだし。
大月はアルプスや大菩薩・金峰山などの奥秩父山系に行くときの通過点のイメージしかなかったです・・・
で、今回チョイスしたのが本社ヶ丸と清八山。笹子駅から直接登れるのでアクセスの良さで選びました。
それと前々から行きたかった三つ峠とは稜線がつながっているので、セットで縦走することに~。
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 大菩薩嶺 (登山地図 | マップル) 山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (登山地図 | マップル)
笹子駅に7:33に着き、改札で山友さんと待ち合わせ。駅でトイレを済ませて出発!
まずは駅の裏手へ進みます。本社ヶ丸は右です。
熊はこの時期もう冬眠してますよね・・・?
登山道に入るといきなり急登です。
斜面に対して直線的に道がつけられているので、アキレス腱がのびのびになるぐらい急!
ジグザグに道を作ってくれー
写真じゃ伝わらないのがもどかしい!
15分歩くと鉄塔が出てきます。早速ここで一枚脱ぎます。急すぎて暑い!
鉄塔からはこれから歩く稜線が見えます。電磁波を感じずにはいられない景色です。先に言っておきますが、今回の山行は電波系の建造物がこれから多数出てきます(笑)
このぐらいの時間から朝日が出てきました。日に当たると元気が出てきます。
1時間弱歩くと・・・なんと林道に出ます・・・地図見てわかってたけどテンション下がる・・・
左に30mほど歩くと再び登山道があります。
看板の向きに道があるんですが、どこを歩けと?!ここから先もかなり急です。
そして再び鉄塔登場。
鉄塔の真下に入れる機会はあまりないので、真下から撮ってみました。いい天気ですなぁ。
そして再びの急な登り・・・このあたりからエンジンがかかってきて、だいぶ楽に歩けるようになりました。自分は1時間歩かないと調子が出ないです。
笹子駅からの道は北側の斜面なので、霜柱もニョキニョキ伸びてます。雨が降ればおそらく凍結するような時期。
登り始めて2時間弱で角研山に到着。標高差で800m弱登ってきました。急登はここまでで、ここからは稜線歩きになります♪
稜線上は日が当たり明るい落葉樹の間を歩いていきます。心地いい道です♪ 太陽は偉大ですね(笑)
南には三つ峠が見えます。アンテナが立っているところがそれ。あそこまで縦走するんだけど、結構遠いぞ(汗)
そして再びの鉄塔。電線は笹子と都留市を結んでいます。稜線上に立ってる鉄塔のメンテナンスが必要だと思うんですが、電線を迂回させるよりも、鉄塔を建ててでも直線的に結んだほうが経済的なんでしょうね~。
鉄塔を過ぎると、本日の主役 富士山が見えてきます!三つ峠の横から登場!
思ってた以上に大きいです。雪をかぶっておいしそう!
せっかくなので使い切れていないミラーレスカメラを色々いじって撮ってみました。
自分が使っているオリンパスのカメラはこちら↓
OLYMPUS OM-D E-M10 EZレンズキット シルバー ミラーレス一眼
個人的には↓の写真が渾身の一枚!年賀状にしようかな(笑)
周りの枝が富士山を縁取っていて、この構図よくないですか?!
しばらく撮影をした所で進みます。登り始めて3時間ちょいで本社ヶ丸に到着。
山頂は360度開けていて、富士山以外も絶景が広がります。
こちらは白峰三山。雪をかぶっている山は右から北岳・間ノ岳・農鳥岳。
北岳と間ノ岳に登ったのももう2年前か~。あの時 農鳥岳まで縦走しなかったので、また行きたい山域。
白峰三山の右に見えるのは鳳凰三山、その右は今年登った甲斐駒ケ岳。
仙丈ケ岳は鳳凰三山の奥になるので、ここからは見えないようです。
そして白峰三山の左に見えるのが、右から荒川岳・赤石岳・聖岳。来年こそは登りたい山達です。
山頂は狭いのでお昼を食べられる場所を探して先に進みます。
清八山までの道は岩々してきます。
岩場と言っても手をつかなくても歩けるレベルです。
この岩場を降りたところで開けた場所があったのでお昼にします♪
今日は肉うどんです♪ 牛肉とたまねぎのだしが効いていてうまかった~。肉うどんのレシピはこちら。
おなかが満たされたところで、先に進みます!
すぐに清八峠に出ました。ここから笹子駅へ下山することも出来ます。
なので、笹子駅から本社ヶ丸と清八山を周回ルートで登る人も多いです。
余力があれば三つ峠まで行くことにしていたので、とりあえず清八山へ。
富士山に笠雲がかかってていました。離れ笠雲なので翌日は冷えた晴天になるだったかな?
メンバーに確認し、余力があるので三つ峠まで行くことに!
まずは大幡八丁峠まで下ります。
三つ峠までの稜線は2回登り下りを繰り返し、最後に三つ峠本体への登りが待っています。
稜線の途中には再びの鉄塔。獣返しがついてました。いい天気だなぁ。
電線が都留市に向かって延びる様は、まるでゲレンデのリフトのよう。スノボしたいなー
最後の登りがなかなかの急登。ここを登りきれば、もう下るだけなのでラストスパート!
ここまで来るとメンバーも無口に(笑)
登っていくと頂上のアンテナが段々大きくなってきます。
かなり省略していますが、清八山から2時間弱で三つ峠の御巣鷹山に到着。
三つ峠は山頂が三つあるので鞍部も三つ、だからまとめて三つ峠と呼ばれています。
御巣鷹山の山頂はアンテナに占領されています(笑) いい天気だなぁ。
別のピーク開運山を目指して先に進みます。途中はアンテナだらけ。
そして反射板。
電磁波過敏症の人が来たら卒倒するんじゃなかろうか。まんじゅうこわい・・・
NHKの施設の裏が三つ峠最高峰です。標識がないのであやうくスルーするところでした(汗)
低くなってきた太陽とセットで一枚。このアングルも良いですね♪
このとき15時近くになっていたので、他にはだれもいませんでした。富士山を独占です♪
もっと早い時間だとこの時期でも混むんですかね??
一通り富士山撮影会をしたところで、三つ峠山荘でお手洗いを借りに寄ります。公衆トイレもあるのですが、冬季閉鎖中でした。
山荘からは山頂が見えます。こんな岩場の上だったんですね。
ロッククライミングで人気の岩場だそうです。
さて、ここから三つ峠駅目指して下山開始します。
下山路は山荘前から伸びています。
三つ峠へ登るメインルートのひとつと言うことで、とてもよく整備されています。
本社ヶ丸の登りと大違い(笑)
股覗きから富士山が見えたり色々とイベントがあります。
ヘッドライトをつけて駅方面へ歩きます。
舗装路に出て30分ほどで、三つ峠グリーンセンターに着きました。ここでお風呂に入って、食堂で夕飯をとります。
食堂の値段がめっちゃやすかったのでオススメです!お風呂は温泉ではないのであしからず。
ご飯を食べたら三つ峠駅まで20分ほど歩き、富士急で大月駅へ向かい、中央線に乗り換えて帰りました~。
最後に山友さんにいただいた写真を一枚。
大月駅前には富士山のイルミネーションが点灯しています。大月市やるなぁ。
山友さんに教えてもらった秀麗富嶽十二景でしたが、大満足の山行となりました。
他も登ってみようかなぁと思います!
標高が高い山域ではないので、登るなら冬がいいんじゃないでしょうか。個人的に雪を纏った富士山が好きですしね♪
今回は三つ峠もくっつけて登ったので、久しぶりのがっつり登山となりました。
この翌日にも山に登ったのですが登る前から筋肉痛でしたよ(汗)
三つ峠は単独で登っても満足できるぐらい、展望に優れる山です。
次は雪が積もった時期に行きたいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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