新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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権現山 扇山 百蔵山 岩殿山 ~ 秀麗富嶽十二景 六・七・八番 日帰り登山 ~

      2017/04/26

12月最後の土曜日、2015年の締めとして富士山を見に、秀麗富嶽十二景に登ってきました~。
今回登ったのは、6番 扇山と7番 百蔵山と8番 岩殿山です。
扇山と百蔵山は尾根でつながっている山なので、よく一緒に登られています。
今回はそこに岩殿山もつけてみました!

2015年最後の登山、きれいな富士山を見て締めくくってきました♪
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<コースタイム>
2015/12/26
浅川バス停7:25→浅川峠8:00→権現山9:05→扇山10:35→百蔵山12:15→岩殿山14:30→大月駅15:35

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今年最後の登山としてどこに行こうか考えていたところ、山友さんから権現山・扇山・百蔵山のお誘い。
調べてみると扇山・百蔵山は、先週に登った本社ヶ丸・清八山と同じく秀麗富嶽十二景に選ばれている山。
2015年を富士山を見て締めるのにちょうどいい!と思い、行ってきました。

今回は更に権現山をつけ、余力があれば岩殿山をつけることとしました。
権現山は扇山の北に位置し、扇山と百蔵山と合わせて都留郡の郡内三山と呼ばれています。
まずまずのロングコースですが、今年最後と言うことで気合いれて登ります!

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 高尾・陣馬 (登山地図 | マップル)

猿橋駅に7:00に待ち合わせ。幹事さんに予約いただいたタクシーで浅川バス停を目指します。
バスでも浅川まで行けますが、始発が8時過ぎなので今回はタクシーで行きました。料金は3,900円也。PC263376

バス停奥の看板に従い、歩き始めます。
はじめは半舗装路で、次第に山道になってきます。PC263378

浅川バス停から30分ほどで浅川峠に到着。ここから尾根歩きとなります。
まずは権現山へ向かいます。PC263379

落葉樹の間を歩いていきます。落ち葉でふかふかな道です♪ 奥に見える尾根まで上がっていきます。PC263381

ビニールテープがグルグル巻きにされているのは何故でしょう・・・PC263382

尾根に着くと看板があります。ここから権現山まではあと少し!PC263383

登り始めて1時間40分で最初のピーク 権現山に到着。今日登る山で一番高い山です。バス停が標高615mなので、700m登ってきました。なかなかいいペースです。PC263388

権現山から見る富士山もなかなかのもの♪ どんより雲が出ているのが気になりますが、天気予報通りなら快晴になるはず!PC263386

権現山山頂はそこそこ開けています。こちらは北東方向。陣場山や高尾山方面ですが、どれかはよくわからないです(笑)PC263390

東方向には権現山からの尾根が伸びています。権現山は上野原からバスに乗り用竹で降りて、この尾根を歩いて登るのがメジャールートです。PC263389

まだまだ先は長いので、休憩もそこそこに先に進みます。まずは浅川峠まで戻ります。

40分ほどで浅川峠まで降りてきました。ここから扇山へ標高差300mほど登り返します。
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途中、曽倉山を通ります。看板がなければ気づかず通り過ぎてしまうようなピークです。ここから山頂までが急でした。PC263397

浅川峠から40分で扇山に到着!雲がとれて富士山ばっちり!
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富士山をアップで一枚。さすが秀麗富嶽十二景に選ばれているだけあって、眺望最高!
東側から雲がかかり、雪煙が舞ってます。あの雲の下はかなり荒れた天気でしょうね。。PC263402

山頂は広く、ランチをしている方がいました。自分達は次のピーク百蔵山で休憩することにし、先に進みます!PC263404

ここから百蔵山までも再び下って登ります。およそ標高差300m下って、200m登る感じです。
平和な尾根道もあります。PC263405

扇山・百蔵山は中央線と並行してあるので、鳥沢駅→扇山→百蔵山→猿橋駅 あるいは逆ルートで登る方がほとんどです。そのため郡内三山最高峰であるにも関わらず、権現山は登っている人が少ないです。
権現山は富士山の展望もいいので、是非このあたりに来たら足を伸ばしてあげてください!PC263406

百蔵山手前が急ですが、それ以外は歩きやすい道です。PC263412

扇山から1時間40分で百蔵山に到着!PC263413

こちらの山頂もなかなか広いです。
ですが、みなさん同じところに固まって休んでるな~と思ったら・・・PC263418

ちょうど樹が切れて、富士山が真正面に見えました!PC263420相変わらず雪煙が凄いです。

さて、お昼休憩をしたところで これからのルートを山友さんと相談。。。
まだ余力があるので、岩殿山を登ることに!
まずは西方向に下山していきます。PC263421

すぐに猿橋駅への分岐になります。岩殿山へは葛野方面へ降ります。PC263422

20分ほどで金比羅宮を通過。PC263423

ここから先、少し道が荒れていました。倒木 多すぎ(汗)PC263425

藪が茂る道もあり。夏場だったら完全に埋もれそうな勢いです。PC263428

50分ほど歩くと舗装路に出ます。 PC263429

ここからは一般道を歩き、岩殿山へ向かいます。写真正面に見えるのが岩殿山。
一度完全に下山して、再度山を登るスタイルは経験したことがなく、違和感満載です(笑)
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近くに見える岩殿山ですが、登山口までがなかなか遠い。Google Mapで現在地を確認しつつ歩きます。

葛野川を渡ります。営業中ののぼりの先には、うどんとラーメンどちらも売りにしているお店があり、繁盛してました。
山友さんは自販機でコーラ買って飲んでました。一度下界に下りてくると完全に気が抜けますよねwPC263433

円通寺の脇を上がっていくと国道139号に出ます。PC263436

岩殿上のバス停の向かいが登山口です。PC263438

岩殿山 東側からの登山道は特に面白いところはなく、ひたすら階段歩きです。ガードレールもありです。PC263439

途中振り返ると、扇山(右)と百蔵山(左)が見えました。双子みたいな山ですね~。
けど権現山は影になって見えない!残念・・・PC263440

登り始めて30分ほどで電波塔が見えてきます。秀麗富嶽十二景は電波系の建物がよくあるんですかね?!PC263442

まさかと思いきや、電波塔の場所が岩殿山の山頂でしたorz スカイツリーと同じ634mです。
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岩殿山は戦国時代には城が築かれていました。当時、大月市・都留市は武田氏配下の小山田氏が治めており、ここの城も小山田氏のもの。
武田勝頼が織田・徳川連合軍に押され、本拠地(韮崎)を捨てて大月へ逃げようとした際、その小山田氏に裏切られ笹子峠を越えられず、現在の甲斐大和駅 近くの棲雲寺に向かい、その途中で捕まりました。なので、甲斐大和駅には武田勝頼の銅像が建っています。
電波塔がある場所が、ここの城の本丸でした。武田勝頼はここで篭城するつもりだったそうです。PC263444

話が脱線しましたが・・・

山頂の標識は西に100mほど行ったところにあります。看板に山頂はこの先と書かれてますね・・・PC263448

山頂ではないですが、ここからの展望は抜群です♪
市街地が御坂山地で大月市と都留市に分断されているのがよく分かります。富士山方面は富士急が伸びています。
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富士山をアップで見てみると、相変わらず雪煙が舞ってます。大月市からだと午後になると逆光になってしまいますね。。PC263455

富士山の隣にはアンテナが立っている山が見えました。先週登った三つ峠です。PC263446

景色を一通り堪能したところで大月駅方面へ降りていきます。
こっちの道もコンクリの階段が整備されています。固いコンクリが膝にきます・・・PC263462

階段を降りきると、「岩殿山ふれあいの館」があります。2階では秀麗富嶽十二景の写真コンテスト入賞作品の展示をしていたので、寄り道しました。1階は大月市出身の山岳写真家 白簱史朗さんの写真が展示されています。秀麗富嶽も白簱史朗さんが選定した山々です。PC263464

ふれあい館から30分歩いて大月駅に到着。駅前で信玄餅を買って帰りましたー。PC263468

駅構内から岩殿山が見えます。何回も大月駅を通っていますが、気付かなかったです(笑)
ちなみに山の下を高速が走ってます。PC263469

帰りの電車から扇山・百蔵山を一枚。いままでまったく認識してなかったです(笑)PC263470

帰りに八王子でラーメン食べて帰りました~。PC263472


こうして 2015年は富士山を見て終えました~。

今回は、権現山と岩殿山をつけましたが、百蔵山と扇山だけでも十分楽しめると思います!
富士山目的で登る山なので晴れた日に登りたいですよね!
電車でアクセスできるのが秀麗富嶽十二景のいいところ♪

また年が明けたらこのエリアに登りにきたいと思います!
今年は暖冬で雪が少ないので雪山はどうしようかと悩むところ・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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