コッヘルを使ったご飯の炊き方 レシピ
2016/07/10
山友さんからのリクエストにお答えして、山メシレシピの紹介をしたいと思います。
記念すべき第1回目は、食事の基本 ご飯の炊き方についてです。
水の分量とか火加減が難しそうなイメージがありますが、いくつかのポイントを押さえれば いつでもどこでも美味しいご飯を簡単に炊くことが出来ます。
そのまま食べるもよし、カレーをかけるもよし、多めに炊いておいて翌日おかゆやおにぎりにするもよし!
山泊するなら温かいご飯は必須でしょ!
材料・道具
材料(1人分)
- 無洗米・・・1合(180mL)
- 水・・・180mL(固めに炊きあがります)
調理道具
- コッヘル(アルミ製で底が広いものがおすすめ、チタンは焦げ付きやすい)
- バーナー(弱火調節ができないガソリンバーナーはNG)
自分が使用しているコッヘルはこちら↓
スノーピーク(snow peak) トレックコンボ SCS-010
アルミ製で大小二つのサイズがセットになったものです。
二つあると片方を調理で使用して、もう片方でお湯を沸かしたり、使い分けることが出来るので便利です♪
材料・道具一覧
お米は1合ずつビニール袋に入れて持っていくと計量が不要です。
水はコッヘルのメモリを目安に 目分量で入れます。
作り方
※サンプルの写真はブログ用に自宅で炊いたものです。
- コッヘルにお米と水を入れて、最低1時間以上浸します。
登山中に標高が高い場所でコッヘルを使って炊くので、どうしても十分に容器内を加圧することができず、芯が残ったご飯になりがちです。できるだけ長い時間 水に浸して、火にかける前に水を吸わせます。
その日の宿泊場所に着いたら一番初めにやっておきましょう。テント泊だったらテント張るよりも先です!
浸す時間は2時間以上がgood。
固めのご飯が好きな自分はお米と同量の水を入れます。柔らか目が好きな方は1割ほど増やして下さい。必ず全ての米粒が水につかるようにします。
2時間立つとお米が水を吸ってふっくらしてきます。
a
- 弱火にかけて沸騰させる
お米が水を吸ったら、一度沸騰させます。ただし強火は避けること。
このぐらい↓の火力で十分。
a
- 焦げる臭いがするまでごく弱火にかける
おいしく炊き上げるには水に浸す時間に加え、火加減もポイントです。
沸騰したらすぐに火力を下げます。沸騰状態をキープして、お米に水を吸わせましょう。
火が点いているかのわからないぐらいの火加減でOK。ここで火を強くすると炊きあがりにムラがでます。
火が強いとコッヘル下部のお米は焦げ、上部は芯が残った状態 になってしまいます。
少しでもコッヘル内の圧力を高めるため、上に重石を乗せましょう。
炊き上がるまでふたは開けないこと!コッヘル内の圧力が下がります。
a - 出来上がり!!
沸騰してからおよそ20分。ふたの隙間から漏れる蒸気の匂いをかぎ、焦げっぽい匂いがしてきたら火を止めます。
手順を守ればムラなく炊き上がります。最後に強火にするとおこげも楽しめます。
この後蒸らしたりせず、このままおいしく食べれます♪
今回 残量わずかなガス缶があったので、家でコッヘル使って炊いたのですが、普通に美味しかったです♪
炊飯器で炊くよりも粘り気があるぐらいで、甘みも風味も十分に出ていました。
いきなり山で炊く前に、自宅で練習することをオススメします! 一度やれば山でもスムーズにできるでしょう♪
テント泊したときの、炊き立てご飯のおいしさは異常です!!アルファ米を食べてる人を見ながら優越感にひたれること間違いなし(笑)
是非やってみてください。
キャンプする時もこの方法でご飯炊いてます♪
そして、お米が残ったら翌日の朝に雑炊でも作りましょう。コッヘルについたお米もキレイになりますよ~。
こんな感じで山ご飯についてもブログに書いていきたいと思います。
基本のレシピとして、パスタのレシピもどうぞー。
「湯切り不要 山で食べるパスタ 山メシレシピ」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
応援クリックお願いします↓


こんな記事も読まれてます