新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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蒜山 ~ 上蒜山登山口 → 塩釜冷泉 縦走登山 ~

      2020/02/17

2019年5月のゴールデンウィーク、伯耆大山を登った後に蒜山に登ってきました~。

蒜山は岡山県の北部、鳥取県との県境にある山で、南側には蒜山高原を抱える一大観光地となっています。関東で言う軽井沢のような位置づけ。

この日は午前中に大山に登り、時間も体力もまだまだ十分あったので、もう一座 午後にアタックしてきました。
せっかく中国地方まで来たしね!

2座目ということでヘコヘコでしたが、のんびり登ってきましたよ~。

「ダブルヘッダー 蒜山」

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<コースタイム>
2019/5/3
上蒜山登山口駐車場11:45→槍ヶ峯12:50→上蒜山13:10→中蒜山13:55→塩釜の冷泉15:00

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1.ルート

蒜山は東西に稜線が伸びる山で、西から上蒜山・中蒜山・下蒜山の3つのピークがあります。最高峰は1,202mの上蒜山。
すべて縦走したいところですが、時間の都合上 上蒜山と中蒜山を歩くことにしました。

今回は車で来ていたので、登り口を別々にして縦走しました。
自分は上蒜山登山口で降ろしてもらい、上蒜山→中蒜山の順に登頂後、車をピックアップして逆ルートの山友さんを上蒜山登山口まで拾いに行きます。山慣れてる人はこういうことができていいですw

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 大山・蒜山高原 三瓶山・比婆山・道後山 (山と高原地図 55)

 

2.山行記録

大山を登り、道の駅でお腹を満たした後に蒜山へ向かいます。

上蒜山の登山口は上蒜山スキー場跡地近くにあります。
タクシーで登山口まで入っている記録も見るのですが、いまいち道がわからないので山と高原地図に載っているここをスタートに。

看板からはしばらく砂利道を歩きます。軽トラなら余裕で通れそうな道。

こんな感じで林の中を整備された道が通っています。何のための道なんだろう?

少し行けば開けた場所に出ます。建物があるってことは道があるってことだよなぁ。それにしても5月らしい景色。緑と青空が眩しい!

元牧場なのかなぁと思いつつ、春めいた道を歩きます。段々と蒜山が近づいてきます。

登山口は杉林の中にあり。

杉林はうっそうとしますよね。薄暗くてあんまり好きじゃないです。杉は花粉も飛ばすし…マムシ?!

ここまでゆるゆると歩いてましたが、急に階段登場。これがなかなかの斜度。

歩き始めが標高550m、山頂まで標高差650mなのですが、二座目なのでなかなかにしんどい!汗だらだらで登ります。
合目表記はへばってる時に見ると、先の長さに憮然としますw

そんな時は景色を見つつ休み休み歩くに限ります。このルートは3合目を過ぎると高い木がなくなります。雪が多いからでしょうかね。

振返れば蒜山高原。中国山地のど真ん中に平野が広がっているのが不思議です。

北西を見れば皆ヶ山の向こうに大山がひょっこり。

3合目あたりまではだいぶきつかったけど、景色が開けてからはだいぶ楽に。景色見ながらだとペースがゆっくりになるというか、適正になるんでしょう!

道端にはカタクリが群生してました。この花を見ると、花のシーズンはもうすぐだなって思います。

歩き始めて1時間ちょい、8合目の 槍ヶ峯に到着~。ここは少し開けているので、休憩している方が多くいました。

この標高まで来ると大山の全容が見えます。さっきまであそこにいたのかぁ。

そしてこれから歩く上蒜山と中蒜山が一望できます。軽い登り返しがあるけども、中蒜山は開けていて気持ちよく歩けそう!

360度画像もどうぞ!

蒜山 – Spherical Image – RICOH THETA

 

さてさて休憩もそこそこに上蒜山へ向かいます。

槍ヶ峯から20分歩けば上蒜山山頂! 展望はほぼなく狭いので休まず先へ。ちなみにここが蒜山で一番高い山頂。

中蒜山へは一度下ります。途中から展望が開けてきます。右が中蒜山で左奥が下蒜山。時間が許せば下蒜山まで歩きたいなぁ。

こちらは反対の槍ヶ峯方面。この辺りは奥多摩のように山深い地域。登れる山が沢山あるんだろうなぁ。

中蒜山への下りはなかなかに急。鎖も設置されています。しかし藪が濃く、多くの人が歩いているにも関わらず、登山道が飲まれそう。

急な坂を下りきると、鞍部はカタクリロード!

可憐な姿を見せてくれます。もう少しするとこの辺りはお花畑になるみたい。

そして鞍部まで降りるとそこから先は笹原天国!開放感抜群です!

規模は違いますが、まるで大菩薩のような稜線。池塘があったりと、ゆったりした時間が流れます。

北側を見ると日本海が見えます。山陰の海と言えば魚ですよね~。下山後は魚を食べる予定!

振返れば上蒜山。見た目通り樹林に飲まれた山頂でした。なんで中蒜山とこんなにも違うんだろうか。

そしてこの辺りで逆回りする山友さんとすれ違いました。鍵を貰って先へ。(少しだけ自分の方が早いかったかなw)

鞍部からはユルユルと高度を上げていきます。このルートで一番気持ちいい区間でした。

中蒜山の手前には避難小屋があります。煙突?と思って中に入ってみると…

囲炉裏?暖炉?みたいな、薪を燃やせる場所がありました。もしかして積雪期にはここで暖を取って小屋泊とか…やってみたい。

上蒜山から45分で中蒜山に到着!360度開けています。

大山は見えないけども、蒜山高原が眼下に広がり高度感があります。

東側には下蒜山まで伸びる稜線。歩きやすそうな稜線が続きます。時間が許せば歩きたかった!

山頂はそこそこ広く、みなさん景色を見ながらラーメン食べたりくつろいでました。今回のコースで一番広く&展望がいいので、ここで休むのがオススメ。

自分もドーナッツを食べてカロリー補給!

逆回りの山友さんを拾うべく、中蒜山から塩釜冷泉へ下山します。

こちらのルートはすぐに樹林帯となります。そしてこっちも急坂…

途中でヘビにあったぐらいで単調な下りなので、省略~。※ヘビ嫌いな方ごめんなさい。

40分ほど歩き、最後に渡渉すれば登山口。

塩釜の冷泉の横に出てきました。急に観光客沢山の人間界に出るので、ちょっとびっくり。

こんな感じでなみなみと湧いております。冷たい水が火照った体に染みわたりました。

塩釜の冷泉はお店が数軒並ぶ観光スポットになっており、停めている車が沢山…なかなか山友さんの車が見つからなくて焦ったぜい。

その後、無事に車を見つけ、上蒜山の登山口で山友さんをピックアップ。
ひるぜんジャージーランドに移動し、登って来た蒜山を見上げながらソフトクリームでクールダウン!
それにしても1日雲無く、いい天気な日でした~。

この日も前日に引き続き大山 北東の一向平キャンプ場に泊まります。まだまだ時間があるので、少し足を伸ばして三朝温泉まで行きました。
世界でも有数のラジウム 放射能泉で、前々から来たかった温泉なんです。昔チャリ旅行で鳥取まで来た時は時間なくてスルーしちゃったんですよね。

入ったのは斉木旅館。お湯はぱっと見 普通なお湯ですが、歴史ある温泉に入れて大満足です!

そして、大山に帰りがてら、倉吉で夕食を食べます。寄ったのは日本料理 飛鳥。
倉吉は土蔵が立ち並ぶ保存地区があり、このお店も土蔵。中の構造が入り組んでいて面白かったです!

食べたのは日本海の魚を使った海鮮丼。山陰と言えば魚介でしょう!(量が足りなかったので帰りにスーパーで刺身を買ったのは内緒w)

食後に保存地区をぶらぶらします。間口の3倍ぐらいの奥行きがある建物が並んでいます。中には中庭があるとか。

暗くなってきたところで、キャンプ場へ帰りました~。

中国地方遠征、3日目に続きます。

 

3.あとがき

こうして長い一日が終了しました。
1座目の大山は宗教臭のする歴史ある山で、2座目の蒜山はのんびりとした山好きが集う山といった感じ。

どちらも麓から見た姿が個性的で、いい山でした。

さすがに2座登るのは疲れたので、この日は寝袋に入ったとたんに意識を失いましたw
翌日も山に登ってるので、こうご期待です!

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ
フリース mont-bell クリマエア ジャケット
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス
帽子 montbell フィッシングハット
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ VAIO Phone A
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
ツェルト mont-bell ライトツェルト
食料 菓子パン
飲み物 アクエリアス2L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 大山・蒜山高原 三瓶山・比婆山・道後山 (山と高原地図 55)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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