富士山 富士吉田口からのお鉢巡り ~ 富士山ホテル泊 ご来光ツアー登山 ~
2018/04/04
登山歴2年目にして、日本最高峰 富士山に登ってきました!
バスと山小屋の宿泊がセットになったツアーを利用して、無事ご来光を拝むことができました。
5月から計画は立てていてツアーの予約も済ませていたのですが、予想外に6月に世界遺産に登録されることとなり周りからは世界遺産だから行くのか?って何回も言われました(笑)
日本人なら登山をしない人でも一生に一度は富士山に登りたいと思うはずで、自分も死ぬまでにしたいことの一つでした。
いつも下から眺めるだけだった憧れの富士山に登りに、重ならないと寝れないほどスペースがないという山小屋を体験しに行ってきました!
<コースタイム>
2013/7/21~22
1日目:富士スバルライン五合目10:00→六合目10:40→七合目12:20→八合目13:40→本八合目 富士山ホテル15:10
2日目:本八合目 富士山ホテル2:30→富士吉田口頂上4:20→剣ヶ峰5:25→吉田ルート下山口6:10→七合目8:05→六合目8:40→富士スバルライン五合目9:10
登山を始めた年に、登山をいつまで続けられるかはわからない(最初はすぐ辞めると思ってました)けど、富士山にだけは登ろうと決めていました。年取ってから体力的に登れなくなって悔しい思いはしたくないので、若いうちにチャレンジしようと思っていました。
山行を計画するにあたって、ご来光を見たかったので1泊する山荘を探すのですが、どこもシーズン中はいっぱい・・・
ツアーを探すと自分で予約するよりも安く、かつ、山荘も取れるということでツアーに参加することにしました。
ちなみにガイドはつきません。
参加したツアーはこちら↓です。当時最安値でした!今回のツアー以外にもこの会社の夜行バスなどを利用したことがあります。


今見ると登山ウェア着てない人のほうが多いですね(笑) それだけポピュラーな山ってことで。
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (登山地図 | マップル)
五合目までは乗用車で来ることもできます。すでに2,300mなので雲も眼下に広がっています。
すでに非日常な光景。
おにぎりを食べてトイレを済ませて、早速登山開始!!目指すはあの頂き!
ですが、六合目まではほぼ平坦な道です。六合目を過ぎてから本格的な登りになります。
上に見える壁は落石から登山道を守るための壁です。確かに富士山はずっと斜面が続くので一度転がりだしたら止まらなそう・・・
道は単調で写真のようなつづら折の道をひたすら登っていきます。斜度はそれほどでもないので、体力的にはきつくありません。
六合目から1時間半ほどで、七合目の山小屋が見えてきました。要塞のようですね。登山道は山小屋の間を縫うように続きます。
花小屋で小休止。山荘の前にはベンチがあるところが多く、休憩できます。金剛杖に焼印を入れてもらってる人も結構いました~。全部押したらいくらかかるんだろう・・・
再び登ります。だんだんと岩が増えてきました。雲も増えてきました。
七合目から登ること1時間20分、八合目の太子館に着きました。既に標高3,100mなので息が切れます。
みなさんぐったりしてますね(笑)
さらに登って標高3,200m 白雲荘に着きました。外人さんは、半袖短パンでポリ袋にお菓子とペットボトルだけ詰めて登っています・・・
他人の登山にとやかく言いたくないですが、天気が荒れたら確実に遭難しますよね。もしくは山荘や誰かに助けを求めることになるかと。どんな状況でも自分で責任を取れない登山はだめですよね。
再び登ります。15:10 本八合目 富士山ホテル に着きました。一番乗りでした♪
標高3,400mまで来たので明日はもう一息です。山荘は綺麗で、隣の有料トイレも綺麗でした。
うわさの寝床はというと・・・1人60cmぐらいしか幅がないです(汗)
早めに晩御飯を食べます。シンプルにカレーでした、ちと少ない。夕飯がセットのツアーだったのですが、自炊すればよかったかもです。
水は朝と夜で1本ずつもらえました。
17:00すぎには就寝します。が、次々と登山客がやってきます。当然隣の人とくっつきながら寝ます。しかも隣のおじさんのいびきがひどく、ほとんど眠れないまま出発の時間になりました・・・
寝ゲロしている子供もいて酸っぱかったり・・・
この時に、もう二度と山荘には泊まらない!と誓いました。

翌日は2時に起床。山荘から貰ったおにぎりを食べて2時半に出発。

山頂直前でちょっとした岩場がありますが、大変な道ではありません。渋滞が激しくご来光に間に合うか?!と思いましたが、4時20分に山頂到着!
10分ほど待つと太陽が昇ってきました!日の出待ちのみなさんを撮ってみました。シルエットがかっこいい!
日の出待ちの間に倒れてしまった女性がいました。高山病らしく、売店の人に「降りないと治らないから早く降りて」と、下山口のほうに誘導されていました。
自分は息は切れるものの気持ち悪いとかはなかったです。ゆっくり登れば大丈夫です。
日の出を見た後、頂上を散策です。
富士吉田口の頂上には久須志神社が鎮座します。御朱印をいただきました~♪霊峰富士でいただける御朱印は、ここ久須志神社以外にも富士宮ルートの終着点に浅間大社奥宮があります。
朱印が茶色いのは、富士山の土を混ぜてあるからだそうです。
ここからお鉢めぐりを開始します!富士吉田ルートで登るとちょうど反対側に剣が峰があります。富士山測候所跡の手前が日本最高地点です。
左回りで回っていると、ブロッケン現象が見えました。ちょっと薄いですが・・・まさか富士山で見れるとは!
火口の中はこんな感じです。むかしはここに投げ込まれたお賽銭の分配を巡ってひと悶着あったそうです。
太陽が登ってきて、影富士が見れます。この景色は富士山に登らないと見れません!
ぐるりとお鉢を半周して、剣が峰に到着!日本最高地点です!!
夢がひとつ叶いました!お鉢は風が強く砂埃がまうため、髪の毛がガリガリです(笑)
目的を達成したら帰りのバスの時間に間に合うように、お鉢をもう半周して下山します。河口湖も遥か下に見えます。
帰りは特に何もないので省略~。登りよりも急な坂で足の皮が剥けました・・・写真は6合目ですが、途中7合目にトイレがありました。
下りは登りと比べると半分の時間で降りられます。
無事、五合目まで下山し、バスで新宿に戻りました~。
こうして登山を始めた時の第1目標、富士登山を達成することができました。
道中、淡々と登るだけなので飽きてしまうかもしれませんが、富士山に登っているんだという高揚感のほうが高かったです。
個人的な感想ですが、富士山は登るより見る山かな(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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