新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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十二ヶ岳・鬼ヶ岳 アスレチック登山 ~ 西湖駐車場 周回 日帰り登山 ~

      2018/07/02

6月の第二土曜日に、御坂山地の十二ヶ岳に登ってきました~。

もともとこの日は甲斐駒ケ岳に黒戸尾根から登ろうとしてたけど、天気が悪く直前で変更。
メンバーの家から近くの山から富士山を眺めることにしました。

甲府盆地と富士五湖の間に位置する御坂山地。
際立って高い山はないけども、標高1,000m後半台の山脈が広く連なります。
そんな御坂山地の中で今回チョイスしたのが山友さんからオススメされた十二ヶ岳です。鎖場や吊り橋が連続するスリリングな道が特徴の山。

事前にあまり調べてなかったので低山と侮ってましたが、意外や意外 なかなか疲れる楽しいお山でした~。

「岩場・鎖・吊り橋・梯子 アスレチック登山」

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<コースタイム>
2018/6/9
十二ヶ岳登山口8:15→毛無山9:25→十二ヶ岳10:50→休憩~11:25→鬼ヶ岳12:15→休憩~12:45→西湖駐車場14:05

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1.ルート

十二ヶ岳は西湖から登るのが主なルート。隣の毛無山から縦走する人が多いです。
今回は更にお隣の鬼ヶ岳と合わせて、西湖北側を縦走しました。
登山口間にバスが走ってるので、車で来ても縦走可能です!

毛無山と十二ヶ岳の間は鎖場・岩場が連続し、地図には危険マークがついています。吊り橋もあったりとなかなかスリリングな道です。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32)

 

2.山行記録

直前まで天気予報とにらめっこ。晴れるのか雨が降るのかヤキモキしながら、西湖へ向かいます。

西湖に着いてみるとスッキリ晴れました!あれ、甲斐駒ケ岳に行けばよかったか?!
でも、富士山に笠雲が被さってるので、天気が悪くなりそうな予感。

西湖の駐車場に車を停め準備します。既に釣り人が多く来ていて、そこそこ埋まってました。トイレありです。

8時ごろに来るバスで根場民宿バス停から文化洞トンネルバス停へ移動します。同じルートで縦走するグループが1つだけいて、同じバスに乗っていました。人が少なく静かな山歩きができそう(笑)

バスを降りて文化洞トンネルをくぐり反対側へ。登山道はトンネルの上ですが、登山口はトンネルの向こうです。

トンネルを抜けると登山道入口。西湖の湖畔のここは標高が900mあるんだけど、めちゃ暑い…今年も暑い夏なんですかね~。

まずは毛無山を目指し登って行きます。山頂近くまではずっと樹林帯で展望はないです。そして暑い。。。
今回一緒に登ったお二人とは半年ぶりなので、最近の山行の話をしつつ歩きます。来月も東北の山をご一緒する予定。晴れるといいなぁ。

道中、ツツジがチラホラ咲いていました。ツツジが終わるとお花の時期が始まる印象。ツツジは丹沢がオススメですよ~。

山頂が近づくとロープが出現。物凄く頼りない感じ。。けど使わなくても大丈夫!

登山口から1時間ちょいで毛無山に到着~。山頂からは素晴らしい富士山ビュー!!

山頂をアップで見るともう雪はほぼ消えてます。北側から見る富士山は、宝永山が隠れるので左右対称なキレイな三角錐をしてます。手前の山塊は足和田山。ちょこっと休憩して十二ヶ岳へ向け、稜線歩き開始!ここからが今回の山行のハイライト!

十二ヶ岳がなぜにその名がついているのかと言うと、山頂にいたるこの稜線上に12個のピークを持つからです。
順に看板の写真を撮るだけではつまらないので、山友さんに形態模写してもらいましたw

まずは毛無山から5分経たずに一ヶ岳。これは楽勝。

お次は二ヶ岳。カーブが難しい。

3はなんとかわかるかな(笑)

ここまで細かいアップダウンを繰り返し進みます。一つ一つのピークは5分ほどの距離。

時々 木の合間から富士山が見えます。眼下には青い西湖も見えます。いい景色だ~。

目指す十二ヶ岳も見えます。距離はそんなにないけども、ずっと登り下りを繰り返すので時間がかかります。

四ヶ岳は足で表現。直線で表せる数字は簡単ですね。

この辺りからアップダウンが激しくなります。難しくはないけどロープを使わないと降りれないよう所も。

下るということは登りもあるというわけで、、疲労が地味に重なるぜぃ。

5は苦しいw 山友さんは攣りそうになってました。

6も苦しいな…

七ヶ岳は看板がボロボロ。七の次はと言うと…

八ヶ岳! こちらの八ヶ岳は展望ゼロです。

次は九ヶ岳と思ったら看板がなかったです。トラバースするように道がつけられていたので、九ヶ岳は巻いてるのかも。

十ヶ岳はなぜか鞍部にありました。ここは漢数字で表現。

十ヶ岳から急な登りを登りきると十一ヶ岳。

十一ヶ岳からは再び長い岩の下り。この日は毛無山以降 誰ともすれ違わなかったですが、渋滞しそうな道です。

そしてこのルートのクライマックスの吊橋が登場。紐だけで吊るされているので不安になりますw

揺れるので恐る恐る渡ります。登山中にこういう吊橋をたまに見かけるけど、強度計算とか補修工事とかされているんだろうか?!

橋を渡るとすぐさま岩登り。十二ヶ岳は息つく暇なく、落ち着いて登らせてくれないですね。

上から見るとなかなか高度感があります。久しぶりに岩登りしたので、翌日肩が筋肉痛になりました。

岩場を登り切れば山頂までもうすぐ。途中、西湖の真ん中に降りるルートを分けます。

そして毛無山から1時間半弱で十二ヶ岳に到着~。山梨百名山だったのね。残念ながらこの時間になると富士山は雲に隠れてしまいました。毛無山から見れたから良しとしよう!

忘れずに12のポーズ。山友さんとの合作です。2が苦しいな。。

眼下に広がる西湖を見ながら、再びのパン休憩。先ほどの分岐から降りると、西湖の真ん中に見える集落に降りれます。

富士山の西側には二百名山の毛無山や竜ヶ岳が見えます。写真左奥の山塊です。
あちらもなかなか急な山でした。写真右に見えるのがこれから登る鬼ヶ岳。名前からするに厳つそうだ。。。さらに険しい道なのだろうか。

ゆっくり休んでいたいですが、ハエのような虫が凄いorz
山友さんにハッカスプレーをお借りします。振りかけると虫が寄ってこない! …これからの時期 虫が多いから買おうかな。

天然ハッカスプレー30ml

距離的にはまだ半分も着ていないので、ゆっくりせず先へ進みます。午後からは曇る予報だしね。

まだまだロープ着きの岩場は続きます。最初は楽しかったけど、この頃になるともういいよと思い始めてます(笑)
なだらかな道を歩かせてくれー

へつったりもします。紐が沢山ぶら下がっていて、あみだくじのよう。このルートは登山始めたばかりの方にはオススメしません!

ずっと樹林帯ですが、時々見える富士山を眺めて気を静めます。すっかり雲が夏雲ですね~。今年の梅雨は短そう。

ゆるーい道になれば、もう岩場は終了です。こういう丹沢のような心静かに歩ける森がいいよw

ゆる道になってすぐに金山山頂に到着。左の鬼ヶ岳へ進みます。いま調べたら右の節刀ヶ岳も山梨百名山だったのね。15分で行けたらしいから登ればよかったなぁ。

ここからは先はこれまでと打って変わり なだらかな平和な道が続きます。木に鹿よけがされてます。丹沢の写真だよと言われても気づけませんな。

十二ヶ岳から50分で鬼ヶ岳に到着~。金山からは歩きやすくサクサクと進めました。

なんで鬼ヶ岳って言うのかなと思ったら、山頂にあるこの岩が角っぽいからかな??

とりあえず登っておきました。すっかりどん曇りだぜぃ。。ちなみに奥に見えるのは左が清八山で右が三ツ峠。両山を繋げるとなかなか歩きごたえがあるので、ガッツリ歩きたい方はどうぞ!

南西方向には河口湖と河口湖市街地。更に奥には山中湖や御正体山もうっすり見えます。左手前のピークはさっきいた十二ヶ岳。

富士山は…山頂からは南アルプスも見えるらしいけど雲の中でした。甲斐駒ケ岳は諦めて正解でした。

北側を見れば甲府市街の向こうに薄っすらと八ヶ岳が見えました。今回の山行でここ鬼ヶ岳が一番展望がよかったです。

360度画像もどうぞ!

鬼ヶ岳 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ここでも小休止。だけどもハエが多い…

30分休んで下山します。雨が降りそうなので、気持ち早めに降ります。中央道の渋滞も気になるしね。
いまさら脚立がでてきても何とも思いませんw

すぐに雪頭ヶ岳。

西湖越しの富士山を眺めるのに絶景のスポットとなっています。晴れていれば…雨降りそうだな。

雪頭ヶ岳を過ぎると樹林帯になります。登りに使った毛無山への道のほうが整備されてる感じ。

途中、ブナ原生林を通ります。他には特に変化のない道でした。。

植生が杉に変わって来れば登山口までもうすぐ。

どでかい砂防ダムを過ぎれば林道に出ます。調べたら40年ほど前の台風で100人弱の方が亡くなる土石流があったそうで、その対策で作られたんでしょうね。

そして林道をテクテク歩きます。登りにこの道はイヤだなぁ。

気づけば住宅街に出てました。看板を見ると、この後に寄った温泉を利用すると、無料で駐車場貸してくれるし登山道までも送迎してくれるのね。先に知りたかった!

駐車場までに戻る道の途中、釣りをする案山子がいました。西湖はマス釣りで有名ですからね。釣りしたいなぁ。

1時間20分で西湖駐車場まで降りてきました。
暑さに耐えられずコーラをがぶ飲み。朝見えていた富士山はすっかり雲の中。

お風呂は先ほど看板があった いずみの湯 へ。アルカリ性の温めのお湯で自分は好きなお風呂でした。

河口湖のうどんが食べたかったけども、遅くなると渋滞が長くなるので諦め帰ることにしました。
16時前に高速に乗り、ちょこっと渋滞してただけで、暗くなる前に帰れました~。

 

3.あとがき

黒戸尾根と比べればたいしたことないと思いお気楽に登ったけれども、岩場や鎖が続きアップダウン激しく、想定以上に疲れましたw

どの山も山頂からの展望がよく、涼しい時期にオススメできる山です。何よりも神奈川からの近さが魅力!
御坂山地の最高峰 黒岳などまだ登っていない山があるので、この辺りにはまた行くと思います!

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
ダウン mont-bell スペリオダウンパーカ
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス
帽子 montbell フィッシングハット
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ Xperia GX SO-04DVAIO Phone A
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
ツェルト mont-bell ライトツェルト
食料 菓子パン
飲み物 アクエリアス2L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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