紅葉の雨飾山 ~ 小谷温泉コース 雨飾高原キャンプ場 ピストン 日帰り登山 ~
2017/04/26
10月連休最終日に雨飾山に行ってきました~。
シルバーウィークに登った仙丈ケ岳でも感じたのですが、もう山の上は秋。
というわけで、紅葉狩りを目的に山を検索・・・
そこでヒットしたのが新潟県と長野県の県境に位置する雨飾山。
麓の雨飾山荘のホームページを見ると、連休がちょうど紅葉の見頃!
錦秋の雨飾山へ、紅葉狩りにGo!
<コースタイム>
2015/10/12
雨飾高原キャンプ場5:15→ブナ平6:00→荒菅沢6:30→笹平7:55→山頂8:25→休憩~9:15→荒菅沢10:40→雨飾高原キャンプ場12:00
前日21:00に自宅近くでレンタカーを借りて出発。中央自動車道で安曇野ICを目指します。
雨飾山は関東から行くと白馬よりも奥にあるので結構遠いです(汗)
自宅から4時間で長野県側の登山口である 雨飾高原キャンプ場に到着。駐車場は2つあり、あわせて80台(50台+30台)が停められます。
1時に到着したときには上の駐車場はほぼ満車でした。さすが紅葉で有名な山、人気ですな。
この日は路駐も多くいました。(写真は帰りに撮ったもの)
4時半まで仮眠します。夜中は3℃くらいまで下がります。
防寒着を着こんで寝たのですが、風邪を引きました・・・寝袋を持っていけばよかった・・・
こちらが雨飾高原キャンプ場。車中泊するぐらいなら早めに来てテント張って寝ればスッキリした状態で登れそう。
のどが痛いですが5時過ぎにスタート!
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山 (登山地図 | マップル)
まずは駐車場脇の休憩小屋で登山届けを出します。トイレと靴の洗い場もありました。
ヘッドライトをつけて進みます。
はじめは平らな湿原の木道です。
登山口から山頂まで4.4km。道中400mおきに標識が立っています。
2/11からは登りに。標高差800mほどなので、紅葉見ながらサクッと登ります♪
序盤は泥の道。前日に雨が降ったらしく、まさしく雨を飾った状態。滑るけど望むところ!
紅葉が進んでますね~。前半は森の中を徐々に高度を上げながら歩きます。
4/11を過ぎるとブナ平です。ブナも黄色く紅葉してます!気持ちがいい空間です。
ブナ平から30分ほどで荒菅沢。
その手前からの景色が絶景!雨飾山が一望できます。思っていた以上に岩々しい姿してます。
ブナ平から30分で荒菅沢に到着。時間的にはちょうどここで半分。河原の石も座りやすいサイズで休憩する人も多かったです。
そして沢から上流を見ると、、、
朝日に照らされた紅葉の雨飾山!奥に見えるのが布団菱です。いやぁ秋ですね~。いい時期に来れました (笑)
この沢を登りつめて登ることもできるそうです。
ゆっくりしたいところですが帰りの高速渋滞が気になるので、沢を渡って対岸へ向かいます。少し角度を変えてもう一枚。
岩の白い感じもあり、紅葉が映えます!
再び紅葉の森の中を歩きます。急ですが、上を見てるとスイスイ登れます♪
振り返ると見えるのは高妻山。
戸隠にある百名山。戸隠山の麓でキャンプしたことありますが、その時は登山をしてなかったのでまったく目に入らなかったです(笑)
戸隠連峰にも行ってみたい!
標高1,700m超えると森林限界になり、景色が開けます。
森林限界が低いのは日本海が近く雪が多く降るからでしょうか。
稜線に近づくにつれ岩肌が目立つようになってきます。
雲も出てきました・・・
こっちのカエデは鮮やかな赤。同じ樹なのになんで色が違うんでしょ??
階段を登って振り返ると、紅葉の稜線が広がります。
破線ルートですが、この稜線を歩いて金山まで行けます。そして稜線の向こうに見えるのは焼山。
さすが活火山だけあってカッコいい形してます!焼山は300名山ですが、破線ルートのみ。うーん、いつか火打山から縦走したい。
ガレた道を登りきると、稜線の笹平!ここまで来れば登りはほとんど終わりです。
目指す山頂はあのコブの上。ここからは右手に日本海、左手に焼山を見ながら歩けます♪
下から見ると岩々しく見えましたが、稜線はなだらかな笹原が広がっているんですね~。
稜線の北側(右手)に見えるのが糸魚川市と日本海!って日本海近っ!そりゃ家から遠いわけですよ(笑)
雨飾山の北側に連なる鋸岳も紅葉してました♪ なかなかタフそうな山です。
山頂手前で新潟県側から登るルートと合流します。新潟からのほうが短い時間で登れるみたいです。
山頂のコブの手前で荒菅沢と合流します。沢登りの人はここから来るのか・・・
雪があればヒップそりで直滑降できそう(笑)
こちらが最後のコブ登り。道が細いのですれ違うのに時間がかかります。自分は帰りに団体さんに結構待たされました・・・
出発から3時間10分で山頂到着!こちらは南峰。標識がだいぶ汚れてますな。
山頂はそれほど広くないです。休憩するなら北峰のほうが平らなのでオススメ。
こっちが北峰。石仏が置かれています。
一説では、雨飾山は雨乞いのために祭壇を飾ったところから、雨飾山と呼ぶようになったそうです。神奈川の大山と同じ、雨乞いの山なんですね~。
山頂からは360度のパノラマが広がります♪
東側には稜線の向こうに焼山と、その奥には火打山も見えます。妙高山とあわせて登りたい山達です。来年かなぁ。
南側に見えるのは戸隠連峰。ギザギザしてます!高妻山じゃなくてこちらが100名山に選ばれてもいいような気がしますが、世俗的すぎたのでしょうか。
戸隠山の左には高妻山。さらにその左には黒姫山が見えます。このあたりはまだ未踏の地域。
冬の飯縄山は今年行きたい!
西側には白馬岳・・・が見えるはずですが残念ながら雲の中。
雪が筋状に入っている山がおそらく白馬乗鞍岳。あの向こうに見えるはずなんですが・・・
お昼ごはんを食べながら粘るものの、白馬の雲は取れず・・・
風が強いので下山することとします。今回の目的は紅葉だし、よしとしよう!
山頂のコブから降りる途中に見える笹平の景色がこちら。登山道が少女の横顔に見えると言われています。個人的には小田急OXの女神のマークに見えるかな(笑) 狙って登山道作ってるわけではないですよね?!
コブを降りて振り返ると絶賛渋滞中。みんな紅葉を狙いに来てますね~。
改めて荒菅沢まで戻ってきて、布団菱を一枚パシャリ。空は曇ってしまいましたが、下から緑・黄色・赤・白と見事なグラデーション!! 紅葉を大満喫した一日でした♪
帰りは同じ道なので省略~。
下山後、雨飾荘で汗を流し帰路に着きました。予想通り小仏峠の渋滞に巻き込まれましたよ・・・
雨飾山は都心から少し距離がありますが、標高差もほどほどでコースタイムも長くないので、紅葉登山にオススメです♪
欲を言えば、下山後に小谷温泉とか富山に一泊したかった~。ここまで来たら日本海の魚が食べたかった!
車中泊で風邪を引いてしまったのが唯一の失敗・・・
いまだに咳が止まりません。。車中泊には寝袋必須ですね!
今年はも一箇所ぐらい紅葉を見に行けたらなと思ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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