鹿俣山 & 戸神山 ゲレンデ滑走の合間に登山 ~ たんばらスキーパーク 日帰り 雪山登山 ~
2017/04/26
4月第2週の土曜日に鹿俣山と戸神山に登ってきました~。
今シーズンまだスノボに行ってなかったので、登山と組み合わせたプランで行ってきました!
ゲレンデ滑走をメインに登山もできる山ということで、選択したのが鹿俣山(かのまたやま)。
たんばらスキー場のリフトトップから30分も歩けば山頂につけます。
鹿俣山は武尊山の一部であるため、山頂からは武尊山山頂や剣ヶ峰がきれいに見えるポイントでもあります♪
またゲレンデが開く前に、近くの戸神山にも併せて登ってきたので書きます。
「スノボ+武尊山を眺める旅」
<コースタイム>
2016/4/9
虚空蔵尊6:15→戸神山山頂6:45→虚空蔵尊7:20
たんばらスキーパーク リフトトップ13:00→鹿俣山山頂13:15→リフトトップ13:50
旅の始まりは前日22時の新座駅から。
スキー場のリフトが動くのが8:30~。その前に戸神山に登るため、前日出発にすることにしました。
関越自動車に乗り、赤城高原SAへ。ここで車中泊ーzzz
5時に起きてみるとキレイな朝焼けが♪
こちらは本日のターゲット武尊山 山塊。こうしてみて見ると、武尊山は範囲が広いですね。
そしてその西には谷川連峰。谷川岳から仙ノ倉山や平標山に伸びる稜線が見えました。今日も一日天気が良さそう!
沼田ICで高速を降りて、まずは戸神山へ。ICを降りると見えてくるのが、この特徴的な形の山。
これが戸神山。高速からでも見えるので、見覚えある方もいるかも?!
位置的にはICとたんばらスキーパークの間。
登山口はいくつかありますが、今回は虚空蔵尊(お寺です)から登ります。車だとちょっとわかりにくかった(汗)
車を停めて登山スタート!
ちょうど鳥居の手前が桜満開でした♪
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 (登山地図 | マップル)
鳥居をくぐり5分ぐらい石段を上がると本殿です。一日の安全を祈願して、先に進みます。
道は本殿の後ろに続いています。山頂まではコースタイムだと1時間ほど。
ちょいちょいイノシシが掘り返したと思われるところが・・・春ですね。。
しばらくは林道を歩きます。視線を感じると思ったら、所々に地元の方が作った木彫りの動物達がいました。他にもフクロウとかウサギがいましたよ。
林道を進むと途中で直登ルートと分かれます。行きは直登ルートで登ることに。
標高770mの低山なので侮っていましたが、なかなかの急勾配!鎖場が連続して出てきます。朝一の体には堪える・・・
10分ほど頑張ると林道ルートと合流。ここから先、頂上までも結構急です。
合流から更に10分ほどで山頂に到着。30分しか歩いていないですが、汗かきまくりです。
山頂は開けており、テーブルも設置してありました。
まずは水分補給をして一息つきます。最近よく山で飲むのが皆さんご存知のコレ↓
ポンジュース
濃い~味とビタミンCが疲労を和らげてくれます♪
寝起きの体にはしんどい運動でしたが、山頂からの景色は抜群!
南東には朝日を浴びた赤城山。
南西には子持山と写真だとわからないけど富士山も見えてました。
そして北東には武尊山。左に見えるのがこれから行く たんばらスキーパークです。唯一北方向だけは三峰山があり展望がありません。なので谷川岳方面は見えず。
景色を堪能しているとおじさんが上がってきました。話を伺っていると700回以上 この戸神山に登っているそう・・・凄いな!
さて、スキー場の開場に間に合うよう下山します。帰りは林道ルートへ。
こちらの道はびっくりするぐらい歩きやすい道でしたよ(笑) さっきの直登はなんだったんだろう・・・ かなり上部まで車が入れる道が続いていました。
その後、スキー場へ向かい、午前中はスノボを堪能。
お昼を食べた後、リフトトップから鹿俣山へ登りました。
ゲレンデ入り口からも鹿俣山(真ん中)が見えます。かなり距離あるように見えますが、リフトに乗ればすぐです(笑)
このレポは4月2日のものですが、すでに雪がない!今年は暖かくなるのも早かったですよね。この日もかなり雪解けが進んでいるようで・・・このスキー場 例年はゴールデンウィークまで営業しますが、雪もつのか?!
ゲレンデ脇にはふきのとうがたくさん芽を出していました。春ですなー。
リフトを二本乗り継いでゲレンデトップに到着。コースの端にボードをデポして登り始めます。
リフト向かいの斜面を登りつめれば山頂に出れます。
雪がないので適当なところから登り始めます。もっと雪があると思ったのですが・・・
次第に雪がなくなり藪漕ぎに・・・3月のヤマレコだと雪が十分にあり、笹は雪の下だったのですがorz
こんなに深い藪は初めての経験・・・スノボブーツで来たので滑る滑る(汗)
なんとか稜線上に出ました。10分も藪漕ぎしてなかったですが、疲れたー
稜線は雪が残っていますが、腐りかけでズボズボ埋まります。
少し歩くと夏道との合流地点。ここから南側の景色がきれいに見えます。
まず眼下に見えるのが今朝登った戸神山。低い山ですが特徴的な形をしてます。わかりやすい(笑)
そして夏道合流地点から少し歩き、ゲレンデトップから30分で山頂に到着。
山頂は樹が茂っていますが、少し東方向に移動すると・・・武尊山 山頂が姿を現します!
右が剣ヶ峰、真ん中が獅子ヶ鼻山、左が山頂の沖武尊です。雪がなくなりかけのこの時期もカッコいい!
鹿俣山から獅子ヶ鼻を経由して剣ヶ峰まで稜線は延びていますが、登山道はなし。
こんな感じに積雪期だけ藪が雪に覆われるので、獅子ヶ鼻山までは歩けるようです。ちょうど山頂にいたときに、獅子ヶ鼻山まで行ってきた人が戻ってきました。
朝は雪が締まって歩けるけど、昼過ぎになると緩んでグズグズだそうです。。行くならもっと寒い時期ですね。
自分達は鹿俣山までで引き返します。
ちなみに西側に谷川岳があるのですが、樹で見えません!
ゲレンデからこんな感じに雄大な姿を見られるので、我慢してくださいw
再び藪を漕いでゲレンデへ戻り、滑って下山です。
初めてザックを背負って滑りましたが、案外平気でしたw と言ってもこけないように必死でしたが!
その後、時間一杯滑って帰宅しました~。
前回 会津駒ケ岳に登った時に見かけたバックカントリーの方々に触発されてスノボの合間に登山を組み込んでみました(笑)
いつかバックカントリーデビューする日も・・・近くないかなw まずはスノボ自体の練習をしないと。
それでも午前中にゲレンデリフトを使って登れる山に登って、午後は滑るのもいいなと思います。
丸沼高原スキー場と日光白根山とか、戸隠スキー場と飯縄山とか。
今回登った両山ですが、
戸神山は地元の里山といった雰囲気でした。
手軽に登れて景色抜群ですからね、いい山です。皆さんも空いた時間があればオススメします。尾瀬とか武尊山とかに登った後に余力がある時とかよさげです。
鹿俣山は雪がある時期だったら、30分もあれば手軽に登れます。武尊山を眺めに行くだけでも価値ありでしょう!
獅子ヶ鼻山経由で武尊山 山頂まで登山道があればいいのになぁと思いました。赤城山を横目に歩けて、景色がよさそうな稜線でしたよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
応援クリックお願いします↓
こんな記事も読まれてます