新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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甲武信ヶ岳 ~ 大弛峠 → 西沢渓谷 甲武信小屋 テント泊登山 ~

      2017/04/26

2014年 秋も深まる今日この頃、奥秩父の甲武信ヶ岳に登ってきました~。

まだ雪が積もっていない・テント泊・関東近郊 3つの条件と登りたい山リストを照らし合わせた結果・・・甲武信ヶ岳が選ばれました(笑)
他の方のブログなどを見ていて、展望がきかない渋い山という意見が多かったですが、実際は・・・

奥秩父の中でも特に登山口から時間がかかる山に登ってきました~。
(寒さでデジカメが起動せず、スマホカメラで撮影した写真なので画質悪いです&写真少ないです)

DSC_0044


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<コースタイム>
2014/11/15~16
1日目:大弛峠8:50→前国師9:35→国師ヶ岳9:50→両門ノ頭12:20→甲武信ヶ岳14:40→甲武信小屋15:00
2日目:甲武信小屋6:30→木賊山6:50→西沢渓谷9:20

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10月に奥穂高岳に登る時に涸沢で宿泊した際、夏用シュラフを2枚重ねで使っていたのですが、寒くて朝方起きてしまいました。
帰ってきて早速、冬用シュラフをネットでポチり。
その後、テント泊するルートを探して今回の山行になります(笑)

購入した寝袋はこちら↓ -10℃まで快適に過ごせる冬山用です。いまの自分にはオーバースペックですが、いつか雪山で使うつもり笑
モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン ダウンハガー800 #0

11月ともなると雪を被る山が増えてきますが、奥秩父は比較的雪が積もるのが遅いです。その中でもまだ登っていない百名山 甲武信ヶ岳にしました~。
ルートはいくつかありますが、一番標高差が小さい大弛峠から登り、帰りはバスが多い西沢渓谷から帰るルートにしました。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 金峰山・甲武信 (登山地図 | マップル)

5時過ぎに自宅を出て、中央線で塩山駅を目指します。
塩山駅からは大菩薩でもお世話になった栄和交通のバスに乗ります。事前に予約が必要ですのであしからず。
1時間20分で大弛峠に到着です。

ここからは2時間ほどで金峰山にも行くことができます。バスに乗っていた人の9割は金峰山に向かってました(笑)
ちなみに金峰山の山頂はこんな感じです。DSCN8387頂上には巨大な五丈岩が鎮座します。そりゃ人気ですよね!
自分は去年行きました。その時は大弛峠まで車で来ました~。土日は日の出ぐらいの時間に来ないと駐車場は満杯になります。

さて、峠でトイレを済まし、金峰山と逆方向に進みます。甲武信小屋までトイレはないので、ここで済ませましょう。
大弛峠は標高が2,360mもあるので、甲武信ヶ岳までたった100m!と思ってました。この時は・・・

峠には大弛小屋があり、ここでもテントを張れます。
先に進むと階段が続きます。夢の庭園なる展望台があったので寄ってみました。DSCN8401真ん中に見える山が金峰山で、手前に見えるのが大弛峠の駐車場です。
肉眼だとかすかに五丈岩が見えました。

さらに30分ほど進むと前国師に到着です。
DSC_00142,576mって甲武信ヶ岳(2,380m)より高いんですね・・・
でも地図を見るとピークがいくつもある、ということは苦手な登り返しが続くってことですね。。。

少し下って登ると、国師ヶ岳です。
DSC_0016
ちょっとだけこっちのほうが高いです。看板同じですね。

景色がよく、富士山が見えます。 DSC_0018

さて、ここから本格的な甲武信ヶ岳への道が始まります。ずっと樹林帯で展望0の中を黙々と歩きます。変わらない景色の中、こんな木があります。
DSC_0021接木みたいな形してますね~。

本当に書くことはこのぐらいで、変化のない道です。意外と退屈かなぁと思いきや、考え事しながら歩くのも好きなので嫌ではなかったです(笑)

2時間半歩いて、両門ノ頭につきます。ここだけ開けています。
DSC_0028左奥に五丈岩が見えますね~。その右が国師ヶ岳なので、その向こう側から来たことになります。
見ての通りずっと森の中!
ここでお昼にして、引き続き樹林帯を歩きます(涙)

さらに1時間半歩いて水師に到着。
DSC_0031ようやく甲武信ヶ岳が姿を現しました。左が甲武信ヶ岳で右が木賊山です。今日泊まる甲武信小屋は間にあります。
甲武信ヶ岳の名前は拳に形が似ているから説と、甲州・武蔵・信州の国境にあるから説があります。
のぺっとした山だなぁと思いました。・・・なんで100名山に選ばれたんだろう??

ここから20分ほどで山頂に到着! DSC_0035山頂もそれほど広くありません。

ですが、奥秩父から見る富士山は好きです!DSC_0034

10分ほど降りた鞍部に甲武信小屋があります。 DSC_0037

今日はこちらのテント場で1泊です。
DSC_0038テント場は平らで、居心地良かったです。最終的には15張りぐらいになりました。

夕飯はほうとうです!山梨ですから!
DSC_0040煮込んでる最中に蒸気が結露して滴るのですが、ほっとくと凍ります。板からバーナーが離れなくて困りました(笑)
この時点でー3度です。
その後、片付けて19時には寝ました~。

2日目

5時に起床し、テントを撤収します。気温を見ると-10℃でした。
でも、おにゅーのシュラフのおかげで快適に寝れました♪

出発前に水を汲もうとしたら、水場で蛇口をひねっても凍って水が出なくて焦りました。なので、小屋の主人に頼んで、水を分けてもらいました。

出発してまず木賊山に登ります。
DSC_0042こちらか見る甲武信ヶ岳はおにぎり型です。しかし森が深い!
左奥に見えるのは八ヶ岳。もう雪を被ってますね。

木賊山は急坂をひと登りすれば着きます。
DSC_0043展望はゼロなので休まず進みます。ここからは戸渡尾根を下ります。

ずっと樹林帯ですが、時たま富士山が見れます。
DSC_0044葉が落ちた樹木越しに富士山を撮ってみました。コントラストがいい雰囲気出してます♪
暖かい時期だと葉っぱで富士山も見れないと思うと、この時期に登りに来て正解だったと思います。

雲海が綺麗ですね~。朝にしか見れない景色なので、こういうときはテント泊してよかったなって思います。
下に見えるのが広瀬湖で、そこまで下ります。DSC_0048ここからは2時間半下りなので省略!
進むと広瀬湖手前の西沢渓谷に着きます。川のせせらぎが聞こえる公園で、ここを散策する目的で訪れている方もたくさんいました。むしろテント担いで歩いてるほうが浮いてました(笑)

西沢渓谷9:35発 塩山行きのバスに乗って、1時間後に塩山駅に到着。そこから中央線に乗って帰りました~


寒くてデジカメが使えず、スマホも温めながら隙を見て使っていたので写真が少なくすみません。。。
カメラを買い換えようと思いました。

甲武信ヶ岳は噂通りしぶーい山でした。登るなら少しでも展望がきく冬をオススメします。
名前はカッコいいのですが、何で100名山に選ばれたのかな・・・と思う山でした。
文句ばかり言っていますが、わかってて登っているので悔いはありません!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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