尾瀬 至仏山 ~ 見晴 テント泊登山 ~
2018/05/08
梅雨明け手前の7月中旬。土日で天気がよさそうだったので、尾瀬に行ってきました!
この時期は水芭蕉は終わっていますが、ニッコウキスゲなどが見ごろとの事なので、テントを担いで尾瀬ヶ原を歩き、至仏山を登ってきました♪
※残雪期の記録はこちらをどうぞ
<コースタイム>
2014/7/12~13
1日目:鳩待峠10:20→山の鼻11:10→見晴13:30
2日目:見晴5:30→山の鼻7:20→至仏山9:45→鳩待峠11:40
尾瀬ヶ原の東西には100名山でもある、燧ケ岳と至仏山が鎮座します。
今回は初日に鳩待峠から尾瀬ヶ原の東端である見晴まで歩きテント泊、翌日 尾瀬ヶ原を戻り西端の至仏山に登り鳩待峠に降りるルートにしました。
燧ケ岳はまた次回のお楽しみに取っておきます!
レンタカーで関越道を北上、沼田ICで降り尾瀬方面へ向かいます。
このあたりは日光白根山や武尊山や皇海山など名山がたくさんありますよね。以前、日光白根山に登ろうと登山口まで行ったことがあるのですが、天気が悪く赤城山に切り替えたことがあります。
果たして今回は天気はもってくれるのでしょうか・・・
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 (登山地図 | マップル)
尾瀬は車両規制が実施されているため、戸倉に車を停めて乗合バスで鳩待峠に向かいます。
(数年前は鳩待峠まで車で行けたような。)
山の鼻までは下り道です。50分ほどで着きました。山小屋がいくつかあり、大きなトイレもあります。
梅雨の合間の晴れの日なので、散策目的の人もたくさんいました。
ここでもテントを張ることができます。ただ大勢の人が歩く道の脇にテント場があるので、落ちつかなそうです。
明日は、ここ山の鼻から至仏山に登ります。今日は、尾瀬ヶ原を歩きます♪
山の鼻を過ぎると早速、大湿原に出ます!!尾瀬と言えば、湿原にかかる木道が有名ですよね~。ちなみに右側通行です(笑)
奥に見えるのが燧ケ岳です。
写真を見てわかると思うのですが、尾瀬ヶ原は山に囲まれています。
過去 尾瀬はダムの建設が計画されていたため、群馬側の多くがいまでも東京電力の所有地となっています。
反対運動のおかげでダム計画は白紙になり、美しい自然が守られることになるのですが、木道やトイレの整備費用の多くを東京電力が拠出しているそうです。
昔、東京電力が尾瀬の保全をしているとCMでアピールしていましたが、買収したけどダムを建てられなかっただけなんでは・・・怪我の功名!ダム作られなくて良かったです!
山の鼻のほうを振り返ると至仏山が見えます。
こっちはのっぺりした感じですね。
湿原にはさまざまな花が咲き乱れていました。こちらはニッコウキスゲ。
こちらはカキツバタ?とワタスゲです。
花はそれほど好きではないですが、これだけ咲き乱れていると癒されますね~。
水芭蕉は既に終わっていました。
池に燧ケ岳が映っていました。
広大すぎて歩いても進んだ気がしませんが、まったく飽きずに散策できます♪ただ、日を遮るものが何もないので、日焼け止めはもちろん 帽子もあるといいと思います。
(首がすごい焼けました・・・)
写真に見えるように所々ライン状に木が生えています。写真に見える木があるところが竜宮です。
その向こうが福島県になります。
山の鼻から歩くこと2時間20分、見晴のテント場に到着しました。
燧小屋でテント泊の受付を済ませ、設営します。
尾瀬は人気ですね~。色とりどりのテントが並びます。
ここのテント場はいままで行った中でもNo.1かもしれません。特に水がおいしく、トイレも綺麗、500円払えば燧小屋でお風呂にも入れます!
見晴から歩いてきた方角をパシャリ。こんな景色を見ながら、川で冷やしたコーラを飲みつつ、ボーっとしました。平和な時間が流れます♪その後、夕食を食べ就寝zzz
2日目
見晴から燧ケ岳に至る登山道として見晴新道があるのですが、過去の大雨で登山道が崩れていて通行止が続いています。この道が使えれば燧ケ岳を登ろうと思っていたのですが、やっぱりだめで至仏山に登ることにしました。台風の雨で土石流が発生したりしてるそうです・・・
山の鼻まで昨日歩いた道を歩きます。
昨日と打って変わってどん曇りです・・・
山の鼻まで戻り、うどんを食べてから至仏山へアタックします!
手前に植物研究見本園があり、間違えてそちらに入ってしまい15分ぐらいぐるぐるしてしまいました(笑)
木道しか歩けないから、行きたいほうにまっすぐ行けない!
登山道は川のようになっていました。
途中振り返って一枚。
湿原を流れる川の両岸に土が堆積するので、そこにだけ木が生えるそうです。
ゴルフ場みたいですね~。ほんとに周りが山に囲まれていてダムにうってつけな地形です!
途中ほとんど霧の中で展望がなかったので、省略・・・
山の鼻から2時間半弱で山頂です。
ここから鳩待峠へ下山します。
至仏山は山の鼻から山頂までが登り専用道のため、下山は必ず鳩待峠へ向かうことになります。天気が悪くても渋滞発生してます。
山頂から2時間ほどで鳩待峠に到着。乗り合いバスに乗り、駐車場に戻りました~。
2日目の天気が悪く至仏山は満喫できませんでしたが、1日目の尾瀬ヶ原とテント泊は大満足でした♪
次は尾瀬沼ヒュッテにテント張って、燧ケ岳を登りに来たいと思います!水芭蕉も見たいな~。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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