安達太良山 ~ あだたら高原スキー場 周回コース 日帰り登山 ~
2018/11/25
福島遠征2日目。前日の磐梯山に引き続き、安達太良山に登ってきました!
安達太良山も磐梯山と同じく活火山で、温泉が湧き出る山でもあります。
そのため山中には温泉に入れる くろがね小屋があり、宿泊客でなくても日帰り温泉が楽しめます♪
温泉 温泉♪言いながら登ってきました(笑)
<コースタイム>
2015/7/20
あだたら高原スキー場 駐車場9:50→勢至平10:55→くろがね小屋11:30(日帰り温泉~12:00)→安達太良山山頂13:05(昼休み~13:40)→薬師岳14:30→あだたら高原スキー場 駐車場15:35
前日に磐梯山に登り、裏磐梯 休暇村でテント泊し、この日は4時起床の予定が・・・
起きたら雨!
結局、雨があがる8時までテントで寝てました(笑) おかげで車中泊だった前日よりも体の調子がよかったです。
朝ごはん食べてテントを片付けて、9時に休暇村を出発。車であだたら高原スキー場を目指しました。
10時前に駐車場に到着。写真は帰りに撮ったのですが、30台ぐらい車が止まってました。
同じような時間に登山を開始する人も結構いました。さっきまで雨降ってましたからね~。
今回はあだたらスキー場から周回するコースを取りましたが、山容がなだらかな独立峰なので登山ルートはたくさんあります。
その中でも、くろがね小屋の温泉に入りたかったのでこのコースにしました♪
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (登山地図 | マップル)
ロープウェイを横目に、スキー場脇から登りはじめます。
ロープウェイは片道950円、往復1,650円で標高差400mを結びます。今回のルートでは帰りにロープウェイと同じコースを下ることになります。
初めは車が通れる通称ジープ道を進みます。現に、この先のくろがね小屋でジープを見ました(笑)
旧道と馬車道に分岐します。旧道が直登ルートで馬車道が九十九折のルートです。どちらも同じ場所に出ます。
こちらが旧道です。それほど急ではありません。雨上がりでぬかるんでいたので、馬車道を歩きました。だらだらと標高を上げて行きます。
出発から1時間ほどで勢至平に着きました。ここで峰の辻に直接行くルートとくろがね小屋を経由して峰の辻に向かうルートに分かれます。ここからくろがね小屋までは更に平坦な道です。
こちらはオノエランでしょうか。このあたりは6月上旬だとレンゲツツジが咲くそうです。安達太良山は花の百名山にも選ばれています。
勢至平から30分ほどで、くろがね小屋に到着。このあたりでもかなり硫黄の匂いがします!
小屋に着いたら早速温泉につかります!日帰り入浴は410円でした。
なめらかなお湯でした。かなり硫黄の濃い湯で、2日ぐらい温泉の匂いがしました(笑)
小屋の中はこんな感じです。3階建てで部屋数多かったです。
温泉入って一泊もいいですね~。お風呂入って眠たくなりましたが、まだまだ山頂に向かって歩きます。
小屋から鉄山に向かうルートもあったのですが、いまは火山ガスのため立ち入り禁止です。
1997年に写真の稜線の奥にある沼の平で、硫化水素を吸った4名が亡くなる事故が起きています。ちなみに江戸時代は上の写真の場所に温泉街があったそうです。
いまでも麓の岳温泉はここからお湯を引いています。
小屋を過ぎると本格的な登りになります。距離はそんなにないのでひとふんばりです!火山っぽいガレた道になってきます。
峰の辻から見る景色は荒涼としています!目の前のピークは篭山です。火山なので森林限界が低いです。このあたりで1550m程。
峰の辻まで来ると山頂を捕捉出来ます!もうちょいですね~。ガスってるけど・・・
かなり風が強いので先を急ぎます!
1600m以上にはガスがかかっているみたいで、10mぐらいしか視界がききません・・・
峰の辻から30分で山頂前に到着!山頂はこの岩の上です。写真の少年は岩を登っているお父さん達を待っていたみたいです。迷子ではありません(笑)この岩その形から「乳首岩」と呼ばれています(笑)
乳首岩に登るには少しだけ急な岩場を登ります。頂上には八紘一宇の標識が建っています。
何も見えないので即降ります!
乳首岩の麓で昼食を食べていると・・・
ちょっとだけ晴れてきました。もう少し晴れるまで待ちたかったんですが、レンタカーを返す時間があるので降ります!
下りはロープウェイ山頂駅方面に歩きます。くろがね小屋側よりもかなり整備された道です。
・・・予想通り段々と晴れてきました。久しぶりに登山中に青空を見た気がするw
振り返ると乳首岩がはっきりと見えます。今頃山頂にいれば・・・
分岐を右に行けばロープウェイ乗り場です。トイレもあります。自分は歩いて降りるので、左へ進みます。
分岐から少し歩くと薬師岳山頂です。下ってきただけなのに山頂と言われると違和感ありますが・・・ここからは稜線がきれいに見えます。登山をしなくてもここまでロープウェイに乗ってこの景色を見に来ている人もいました~。
自分が降りたとたんにいい天気だな(涙)
途中の五葉松平でも山頂が見えます。ここからが結構急で狭くてぬかるんだ道でした。登りはきつそう。ここに来て気づきましたが、ロープウェイと山頂の間だけかなり整備されているんですね。一番登られているルートで、ロープウェイ会社としても乗って欲しいからでしょう!
そんなことを思いながら30分下ると、スキー場に出ます。
ここは道がわかりにくかったので載せます。登る時は左側の草の中を進んでください。リフトのほうに行っても道はありません!
ダンボールがあれば気持ちよく滑れそうなゲレンデを進みます。正面にはロープウェイが見えますね~。歩いて950円節約!この頃には快晴になり、とても暑かったです。
合流から10分で駐車場まで降りてきました。途中、足を洗う場所があるので泥を落としました。
このロープウェイ、富士急が運営していたんですね!
こうして無事 福島遠征を終えることが出来ました。
二日とも天気はいまひとつですが、雨に降られずにピークを踏めたので良しとします!
どちらの山もそれほど標高が高くなく、日帰りで十分に歩ける山なので、また残雪期や紅葉の時期に来たいと思います!
冬に来てくろがね温泉に入るのもいいですね~。裏磐梯もまた旅行で訪れたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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