新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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安達太良山 ~ あだたら高原スキー場 周回コース 日帰り登山 ~

      2018/11/25

福島遠征2日目。前日の磐梯山に引き続き、安達太良山に登ってきました!
安達太良山も磐梯山と同じく活火山で、温泉が湧き出る山でもあります。
そのため山中には温泉に入れる くろがね小屋があり、宿泊客でなくても日帰り温泉が楽しめます♪
温泉 温泉♪言いながら登ってきました(笑)

P7201072

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<コースタイム>
2015/7/20
あだたら高原スキー場 駐車場9:50→勢至平10:55→くろがね小屋11:30(日帰り温泉~12:00)→安達太良山山頂13:05(昼休み~13:40)→薬師岳14:30→あだたら高原スキー場 駐車場15:35

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前日に磐梯山に登り、裏磐梯 休暇村でテント泊し、この日は4時起床の予定が・・・
起きたら雨!
結局、雨があがる8時までテントで寝てました(笑) おかげで車中泊だった前日よりも体の調子がよかったです。

朝ごはん食べてテントを片付けて、9時に休暇村を出発。車であだたら高原スキー場を目指しました。

10時前に駐車場に到着。写真は帰りに撮ったのですが、30台ぐらい車が止まってました。
同じような時間に登山を開始する人も結構いました。さっきまで雨降ってましたからね~。
P7201094

今回はあだたらスキー場から周回するコースを取りましたが、山容がなだらかな独立峰なので登山ルートはたくさんあります。
その中でも、くろがね小屋の温泉に入りたかったのでこのコースにしました♪

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (登山地図 | マップル)

ロープウェイを横目に、スキー場脇から登りはじめます。
ロープウェイは片道950円、往復1,650円で標高差400mを結びます。今回のルートでは帰りにロープウェイと同じコースを下ることになります。P7201023

初めは車が通れる通称ジープ道を進みます。現に、この先のくろがね小屋でジープを見ました(笑)P7201024

河を越えると・・・P7201025

旧道と馬車道に分岐します。旧道が直登ルートで馬車道が九十九折のルートです。どちらも同じ場所に出ます。P7201026

こちらがジープも通る馬車道。P7201028

こちらが旧道です。それほど急ではありません。P7201027雨上がりでぬかるんでいたので、馬車道を歩きました。だらだらと標高を上げて行きます。

出発から1時間ほどで勢至平に着きました。ここで峰の辻に直接行くルートとくろがね小屋を経由して峰の辻に向かうルートに分かれます。P7201030ここからくろがね小屋までは更に平坦な道です。

こちらはオノエランでしょうか。P7201033このあたりは6月上旬だとレンゲツツジが咲くそうです。安達太良山は花の百名山にも選ばれています。

勢至平から30分ほどで、くろがね小屋に到着。このあたりでもかなり硫黄の匂いがします!P7201037

小屋に着いたら早速温泉につかります!日帰り入浴は410円でした。
P7201039なめらかなお湯でした。かなり硫黄の濃い湯で、2日ぐらい温泉の匂いがしました(笑)

小屋の中はこんな感じです。3階建てで部屋数多かったです。
温泉入って一泊もいいですね~。P7201041お風呂入って眠たくなりましたが、まだまだ山頂に向かって歩きます。

小屋から鉄山に向かうルートもあったのですが、いまは火山ガスのため立ち入り禁止です。
1997年に写真の稜線の奥にある沼の平で、硫化水素を吸った4名が亡くなる事故が起きています。P7201042ちなみに江戸時代は上の写真の場所に温泉街があったそうです。
いまでも麓の岳温泉はここからお湯を引いています。

小屋を過ぎると本格的な登りになります。距離はそんなにないのでひとふんばりです!P7201049火山っぽいガレた道になってきます。

このあたりは、ウラジロヨウラクが咲いていました♪P7201050

くろがね温泉から登ること30分 峰の辻に出ました。P7201054

峰の辻から見る景色は荒涼としています!目の前のピークは篭山です。P7201051火山なので森林限界が低いです。このあたりで1550m程。

峰の辻まで来ると山頂を捕捉出来ます!もうちょいですね~。ガスってるけど・・・
P7201055かなり風が強いので先を急ぎます!

1600m以上にはガスがかかっているみたいで、10mぐらいしか視界がききません・・・P7201059

峰の辻から30分で山頂前に到着!山頂はこの岩の上です。写真の少年は岩を登っているお父さん達を待っていたみたいです。迷子ではありません(笑)P7201061この岩その形から「乳首岩」と呼ばれています(笑)

乳首岩に登るには少しだけ急な岩場を登ります。頂上には八紘一宇の標識が建っています。
P7201066何も見えないので即降ります!

乳首岩の麓で昼食を食べていると・・・
P7201064ちょっとだけ晴れてきました。もう少し晴れるまで待ちたかったんですが、レンタカーを返す時間があるので降ります!

下りはロープウェイ山頂駅方面に歩きます。くろがね小屋側よりもかなり整備された道です。
P7201076

・・・予想通り段々と晴れてきました。久しぶりに登山中に青空を見た気がするwP7201072

振り返ると乳首岩がはっきりと見えます。今頃山頂にいれば・・・
P7201078

木道が出てくればまもなくロープウェイ山頂駅です。P7201080

分岐を右に行けばロープウェイ乗り場です。トイレもあります。P7201081自分は歩いて降りるので、左へ進みます。

分岐から少し歩くと薬師岳山頂です。下ってきただけなのに山頂と言われると違和感ありますが・・・P7201085ここからは稜線がきれいに見えます。登山をしなくてもここまでロープウェイに乗ってこの景色を見に来ている人もいました~。
自分が降りたとたんにいい天気だな(涙)

気を取り直してくだります。お尻型にくぼんだ滝が見えました。
P7201086

途中の五葉松平でも山頂が見えます。ここからが結構急で狭くてぬかるんだ道でした。登りはきつそう。P7201087ここに来て気づきましたが、ロープウェイと山頂の間だけかなり整備されているんですね。一番登られているルートで、ロープウェイ会社としても乗って欲しいからでしょう!

そんなことを思いながら30分下ると、スキー場に出ます。
P7201088ここは道がわかりにくかったので載せます。登る時は左側の草の中を進んでください。リフトのほうに行っても道はありません!

ダンボールがあれば気持ちよく滑れそうなゲレンデを進みます。正面にはロープウェイが見えますね~。歩いて950円節約!P7201089この頃には快晴になり、とても暑かったです。

この変圧器まで来ると、くろがね小屋へのルートと合流します。P7201091

合流から10分で駐車場まで降りてきました。途中、足を洗う場所があるので泥を落としました。
このロープウェイ、富士急が運営していたんですね!P7201092


こうして無事 福島遠征を終えることが出来ました。
二日とも天気はいまひとつですが、雨に降られずにピークを踏めたので良しとします!

どちらの山もそれほど標高が高くなく、日帰りで十分に歩ける山なので、また残雪期や紅葉の時期に来たいと思います!
冬に来てくろがね温泉に入るのもいいですね~。裏磐梯もまた旅行で訪れたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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