仏果山・高取山(丹沢) ~ 仏果山登山口 → 宮ヶ瀬ダム → 半原 日帰り 親子登山 ~
2017/04/26
12月の第二日曜日に娘を背負って東丹沢の仏果山と高取山に登ってきました~。
最近は月に1度のペース行っている親子登山。先月は高尾山に行きましたが、今月はホームマウンテンの丹沢を歩いてきました!(秘かに丹沢は全山登りつくそうと思ってます)
仏果山・高取山ともに、山頂は樹に覆われているため展望は期待していなかったのですが、高取山からの眺めが意外に素晴らしかった!スカイツリーまでクリアに見え、景色を眺めながらベンチでお昼をとることができました。
また両方の山頂には展望台があり、登ると新宿から横浜、江ノ島や三浦半島まで一望できます。
標高差は400mと適度で、子供との登山にオススメ。実際山頂は子供連れのパーティが沢山いました。
お弁当持って登るのに最適な山ですよ!
「娘と仏果山&高取山」
ブログランキング参加中。応援クリックお願いします!
<コースタイム>
2016/12/11
仏果山登山口9:30→宮ヶ瀬越10:30→仏果山10:50→高取山11:30→休憩~12:10→宮ヶ瀬ダム12:55→休憩~13:35→半原バス停14:10
仏果山は東丹沢の中津山地に位置します。丹沢主脈の東側を走る山脈です。
中津山地は稜線上に登山ルートがあり、かつ西側・東側の各々に複数の登山口があるため、コースが多彩。
主峰の仏果山を初めとして、他に主なピークとして高取山・経ヶ岳があります。また北側には神奈川県随一の水瓶「宮ヶ瀬ダム」があります。
色々とチェックポイントがあるので、ルート選定に迷いました(笑)
仏果山のピークはmustとして、ピストンは避けたい、仏果山⇔経ヶ岳間は危険マークがついていたので避けたい、登山時間は長くても5時間・・・もろもろ考えた結果、西側の仏果山登山口から宮ヶ瀬越に上がり、仏果山へピストン。
その後高取山まで歩き、調子次第で仏果山登山口へ戻るか、宮ヶ瀬ダムまで行くか決めることにしました。
仏果山登山口以外の登山口は、どこもバス停まで2km以上歩かないといけないんですよね・・・
(宮ヶ瀬ダムまでバスが乗り入れてくれたらいいのに・・・車社会だなぁぶつぶつ)
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 丹沢 (登山地図 | マップル)
今回の山行スタートは、小田急線 本厚木駅から。西丹沢のバス拠点 新松田駅に比べると乗車時間が20分ぐらいは違うのでありがたい!
東丹沢を登る方にオススメなのが「宮ケ瀬ダムハイキングパス」。最寄りの小田急線の駅から本厚木駅までの往復切符と往復バス代がセットになったものです。自分は2割ぐらいお得でした~。
メジャーな山じゃないので、バスの発車時刻直前に着く電車で来たんですが…
2台停まっていたうち、1台は満車、もう1台は団体さんの貸切増発。貸切のほうがまだ余裕があったので、便乗させてもらいました。
東丹沢 意外と人気なのね・・・
バスは8:40に出発し、北上して行きます。座れなかったので疲れました(汗)
地図を見ながら乗っていると、飯山温泉とか三峰山登山口とかまだまだ行ったことがない名所が神奈川県内にはあるんですね。
なのでこの路線はまた乗るかも。
本厚木駅から50分ほどで仏果山登山口に到着。前のバスに乗ってた団体さんもここで降りてました。思った以上に人気です。
バス停近くには大棚沢広場の駐車場があり、ここに停めて登ることもできます。
登山口は本厚木駅方面バス停の横にあります。ここからスタート!
階段を上がると、林の中の道になります。入ってすぐに登山ポストが設置されてました。
置いてあるスプレーはヒル除け。
もうヒルの時期ではないですが、念のため今回もヤマビルファイターを靴に振りかけます。
イカリ消毒 ヤマビルファイター 135ml
登山ポストの横にはこんな看板が… 東丹沢は特に多い地域ですorz
道はというと、丹沢らしい杉林の中に作られています。うねうねと九十九折りに高度を稼いでいきます。
最近の娘は月に500gずつ体重が増えているので、前月の高尾山よりも明らかに重い…
この日はなんだか疲れます。20分ほど歩いたところにベンチがあったので、早速娘のおやつ休憩wこの日歩いたルートはベンチが多く、助かりました。
10分ほど休憩したら、再び登り始めます。宮ケ瀬越に出る手前がちょっと急でした。
登り始めて1時間で宮ケ瀬越に到着。ここからは稜線歩きになります。まずは南東側の仏果山へ向かいます。
稜線途中からは仏果山山頂が見えます。展望台が目立ちますね~。ヘリで運んだんですよね?!
いくつか小ピークはありますが、緩やかな歩きやすい道です。宮ケ瀬越まで登ってしまえば、あとは楽チン♪
登山口から1時間20分で仏果山に到着~。休憩した割にはコースタイム通りに来れました。
山頂にはベンチがいくつもあり、皆さんお昼ご飯を食べてました。子供が多かったです。
展望はないですが、展望台に上がると絶景が待ってます!
展望台からは360度丸見えです。まずは東の東京方面。新宿ビル群の奥にはスカイツリーが見えました。写真だと見えないかな?!
南方向は相模湾から三浦半島まで海岸線が見えます。写真に江の島が写ってるのわかりますかね??
北西方向には宮ケ瀬湖が見えます。奥に見えるのは焼山などの丹沢主脈の北端。
湖の手前には次に行く高取山山頂が見えます。あちらも展望台アリです。
北方向には大菩薩嶺や高尾山も見えるそうなのですが、わからず…
正面に見える山は3月に登った石老山。
西方向には皆さん大好き丹沢主脈の蛭ヶ岳・丹沢山!こんなに一望できる所は少ないんじゃないかな? 主脈に隠れて富士山が見えないのが唯一残念。それ以外は文句のつけようのない素晴らしい展望!
大山もばっちり見えます。
さて、景色を堪能したら高取山へ。ベンチが一杯だったのでお昼休憩はお預けに。
宮ケ瀬越まで戻り、今度は高松山へ向かいます。こっちの道もいくつか小ピークを越えていきます。
仏果山から30分ほどで高取山に到着~。
こちらは東側が開けていて、ベンチから下界を眺めることができます。
我々も景色を眺めながらお昼を食べることに♪
娘も景色を堪能しております(笑)この日は風が強かったですが、今回から娘用にダウンを導入。おかげで寒さは平気なようでした。
モンベル(mont-bell) ネージュダウンジャケット Kid’s
こちらの山頂にも展望台があるので、登っておきます。展望台が揺れるのでちと怖かったw(ちびっこが揺らしてました…)
上から見える景色は仏果山とあまり変わらないですが、宮ケ瀬湖の景色はこちらのほうがよかったです。
さて、登りの足は残ってませんが体力的に余裕はあるので、宮ケ瀬ダムへ降りることとします。
展望台の奥へ進んでいきます。(ふれあいの村に降りかけて戻ったのは内緒ですw)
山頂からすぐの道が急ですが、そこ以外は歩きやすい道が続きます。若干落ち葉で滑りますが、膝に優しいです。
20分歩くと、鉄塔が立つ開けた場所に出ます。ここからの湖の景色が素晴らしい!電線のおかげで眺望が開けてます。
引き続き樹林帯を歩くこと、10分。再度ベンチが現れます。ここから先はダムまで階段で一気に下ります。標高差で120m。
ここまで来るとダムも間近。高取山から見た感じよりも意外と近かったです。
他の方のレコを見ると、ここの階段が急と書かれていましたが、下る分にはそれほどでもなかったです。
高取山から40分で下山完了~。標高差400mなので、結構いいペースで歩けました。
ダムに付属して建てられている「水とエネルギー館」でトイレを借ります。おむつ替えシートもあったので、利用させて貰いました。ついでに休憩所でおやつ休憩~。休憩してばっかりですが、お父さんは既に疲れました(笑)
ちなみにここで宮ケ瀬ダムのダムカードを貰えます。以前、自転車で来た時にも貰いましたが、今回もいただきました♪
石小屋ダムは宮ケ瀬ダムの副ダムです。
ここから、半原バス停までは舗装路を1時間弱歩きます。まずはダム下に降りるエレベーターに乗るため、堤頂を歩きます。
ダムの写真を撮っている人が大勢いました。
エレベーターで一気に標高120m降ります。わずか数十秒で降りれるとは… 素敵なことにエレベーターは無料です!
下から見るダムはかなり迫力があります。ちなみに以前来た時は放流をしてて虹がかかってました♪
引きで撮るとこんな感じ。手前の中津川が青くてきれいでした。ユーシンブルーではなく宮ケ瀬ブルーですね。黒部ダムもそうでしたが、今後は登山とダムをセットで楽しみたいです(笑)
ここから半原バス停まで歩いていきます。ダムまで歩いて来る人はほぼいないらしく、人が少ない道を進みます。(みんな車かぁ)
看板を頼りに進みます。
半原バス停に到着~。ゆっくり歩いてもダムから50分もかからなかったです。
その後、本厚木駅までバスで戻り、帰りました~。
最高気温が一桁と真冬並みの寒さでしたが、キレイな景色を見ることができました~。
山頂はあまり広くなく傾斜もあるので、子供を歩かせることはできなかったですが、代わりにダムで歩いてもらいました♪
ダムまで見れてオススメのコースです!
宮ケ瀬湖は遊具や広場など、家族連れが楽しめる施設がたくさんあるので、また来ると思います。(ついでに登山もしたいなぁ…)
冬の間はイルミネーションも有名ですね!
だんだんと娘はひとりで歩ける距離が伸びてきたので、歩きやすい低山で歩かせたいなぁと思ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
応援クリックお願いします↓
こんな記事も読まれてます