新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

*

灼熱の塔ノ岳(丹沢) ~ 戸沢 周回 政次郎尾根 → 天神尾根 日帰り登山 ~

   

8月の第三木曜日に、丹沢の塔ノ岳に登ってきました~。

夏休みの翌週の平日に有休をとって、夕方までに帰るタイムトライアル登山に出掛けました笑
今回は最短コースの戸沢からの周回ルートで登ってみました。大倉から林道が長いので、車を手に入れた今だからチョイスできるルートです。

暑さとヒルが心配だったけど、バテる間もない短時間でサクッと登れ、ほどほどに疲れた一日でした。

「真夏の塔ノ岳」

ブログランキング参加中。応援クリックお願いします!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

<コースタイム>
2020/8/20
戸沢10:30→正次郎ノ頭11:35→塔ノ岳12:25→休憩~12:50→戸沢13:55

Sponsored Links


 

1.ルート

塔ノ岳のメインルートの大倉尾根の東側に流れる水無川に沿って林道が走っています。車で入れる林道の最奥地が戸沢です。
戸沢からは表尾根や大倉尾根に上がれるルートが複数あります。
その中でも今回は政次郎尾根と天神尾根を歩きました。天神尾根は破線ルートですが、問題なく歩けます。

どちらもコースタイムは短いけど、とても急でした。。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)

 

2.山行記録

子供を保育園に預け、一路丹沢へ車で向かいます。
戸川公園を過ぎ、大倉尾根に並行して流れる水無川沿いの林道を遡ります。

今回の登山口 戸沢は塔ノ岳まで最短で登れるのでチョイスしました。当然、山奥まで車で入るわけで、道中の林道が結構大きな石が転がっていて難所でした。

離合が困難な道を20分ほど走ります。登山時間が短いのと引き換えに難路を進む必要があるのか。。轍が深い所もあるので、車高が高い車 推奨です。

途中湧き水があったり、

山荘がいくつかあります。それなりに人が入る道なんですかね。

悪戦苦闘しながら戸沢に到着~。ここはキャンプ場に指定されていませんが、駐車場でテントを張る人が多いみたいです。たまに車が停められない!と問題になってますね。この日も1台の車がデイキャンプしてました。

なんでここでキャンプする人が多いかと言うと、丹沢から湧き出る冷たい川が流れているから。午後になると川遊びをするグループが数組いました。個人的にはここまでの林道が嫌なので、来たくないかなぁ。

さて、車を停めて準備したら登山スタート!まずは林道の先へ進みます。

駐車場の隣には立派な休憩所。トイレもあります。

すぐに政次郎尾根への分岐。稜線までの距離は短い分、一気に標高を稼ぐ必要があるわけで。。

政次郎尾根は序盤から稜線に着くまで、ずっと急登です。
覚悟はしていたけど、なかなかの辛さ。。汗がほとばしります。地面から垂直に生える杉だけの景色が続く道。これぞ丹沢!
こういう辛い道は心を無にしてひたする登るに限ります。

道中見どころなく、淡々と続く道。最短の裏返しは激坂ということを学びましたw
標高を上げていくと、ブナの樹林に変わってきます。こうなれば稜線まであと僅か。

1時間で尾根を登り切り、政次郎ノ頭に到着~。ここまで標高差600mを1時間で上がれたのでまずまずのタイム。

ここからは表尾根を伝い、塔ノ岳を目指します。過去何度か歩いたことのある道。この尾根は終始展望がよくお気に入りです。
南を向けば水無川と秦野市街地。遠くには箱根や湘南の海も見えますね。

水無川の西には大倉尾根。なだらかですなぁ。

東には表尾根の峰々。鳥尾山の奥には三ノ塔の小屋が見えます。

三ノ塔の奥には大山。年に1回は登ってる気がします。

一息ついたら先へ進みます。表尾根はよく整備されていて歩きやすい道が続きます。真夏の平日にもかかわらず、歩いている人はちょこちょこいました。傾斜が緩く展望もいいので、先ほどまでとは大違いw

少し歩くと書策小屋跡地。戸沢から書策新道を通ってここまで登ることもできるようです。

多少の切れ落ちた道や鎖場があるものの、おおむね歩きやすい道です。ただ日光が照りつけるのでひたすらに暑い…

次いで新大日茶屋に到着。営業してないのは覚えてたけど、結構崩れてきてますね。解体しないのだろうか。

ここもベンチがあるので、パン休憩とします。休憩後、立ち上がってみるとベンチにお尻の形が…
もうパンツまで汗でびちょびちょです。

ここまで来れば塔ノ岳までもう少し。こちらは営業している木ノ又小屋。丹沢って小屋多いですよね。昔はもっと多くの人が歩いていたんですかね。

歩き始めて2時間弱。塔ノ岳に到着~。確かに短時間で着く道でした。

多少ガスがあるものの、青空が待っててくれました。

北側には丹沢山とその後ろに蛭ヶ岳が見えます。檜洞丸まで縦走したいなぁ。

南側は雲が迫って来ていて、さっきまで見えていた海は見えなくなってました。

西の富士山はというと、雲の上からひょっこり頭だけ。

塔ノ岳からの景色は何度も見ているので、クリアな視界じゃなくても満足です。

ビールを飲んでいる外国人もいたり、皆まったりしてました。暑いけどね。

さて汗が引いたら下りは天神尾根経由で帰ります。まずは大倉尾根を下って行きます。金冷シからガスの中に…

花立山荘でかき氷を食べようと思っていましたが、平日は休みでした。。。みんな小屋が開くように山に登ってほしい!

更に大倉尾根を下り、この標識のところを戸沢方面に進路を取ります。後で調べたら茅場平って言うそうです。何回も歩いている大倉尾根だけど、ここまでちゃんと分岐を見逃さぬよう地図を見ながら歩いたのは初めて。

分岐から先は天神尾根ルートと呼ばれています。歩いてみると最近は積極的には整備されてないんだろうなぁといった感じ。

十分歩けるし、迷う感じもないですが、段差が大きく歩きづらいです。

道中ずっと杉林なので、一心不乱に歩いてるといつの間にか登山口。標高差500mを30分で降りてきました。歩きにくいけど早い…

天神尾根の入り口近くには書策新道の入り口があります。写真階段を上がったところが取付きです。名前の通り、先ほどの書策小屋跡地に出れます。元々、山中の鉱山に至る道だったそうな。
丹沢ってルート多いですよね。

歩き始めて3時間半弱、駐車場に戻ってきました。歩いた時間は短いけど、疲労は結構あります。

稜線を見上げれば、すっかりガスの中。早めに登れてよかったです。

汗でびしょびしょのまま車に乗るのが嫌だったので、川に入って汗を流します。
気温は30℃オーバーだけど、水がキンキンに冷たく気持ちよかったです!1分と入っていられないぐらい冷たかった!

その後、思ったより早く下山できたので、下道でノンビリ帰りました~。
子供のお迎えも余裕で間に合いました♪

 

3.あとがき

こんな感じで、塔ノ岳 最短ルートを歩いてきました。
時間は短いけど、トータルの疲労は変わらないですかね。
とにかく、真夏に歩くルートではないです。汗がほとばしります!

また、真夏の丹沢なのでヒルに怯えてましたが、政次郎尾根・天神尾根どちらも全く見かけなかったです。

林道が曲者ですが、時間がない時に塔ノ岳に登るルートとしていかがでしょう?!

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ  
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア  
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス
帽子 montbell フィッシングハット
 
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ  
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ 国内版SIMフリー Google Pixel 3a
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー  
腕時計 プロトレック ソーラー PRG-330-1JF 
ツェルト mont-bell ライトツェルト  
食料 菓子パン・カロリーメイト
飲み物 アクエリアス2L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


応援クリックお願いします↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
こんな記事も読まれてます

 - 丹沢 ,