新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

紅葉の谷川岳 馬蹄形縦走 2日目 ~ 蓬ヒュッテ 1泊2日 テント泊 ~

      2017/10/16

※1日目の記事はこちらからどうぞ。

谷川岳 馬蹄形縦走2日目は、蓬ヒュッテから朝日岳経由で土合まで歩きました~。
1日目で紅葉を楽しめた馬蹄形縦走。2日目も絶景続きの稜線歩きでした。
特に朝日岳~白毛門の稜線から対岸に見える谷川岳の迫力が凄かった!
今回初めて対岸から眺めてみて、谷川岳の真の魅力は荒々しい一ノ倉沢越しに立ち上がる稜線の姿にあるなぁと思いました。

馬蹄形ルートはアップダウンが多いものの蓬峠や朝日岳前後にはなだらかな稜線が広がり気持ちよく歩け、また歩いてきたルートがずっと見えているので達成感を感じられる縦走路です。
コースタイムが15時間と長いですが、危険箇所少なく景色抜群なので、是非オススメしたいルートです!

※積雪期の谷川岳のレポはこちらをどうぞ。

「紅葉の谷川岳 馬蹄形縦走2日目」

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<コースタイム>
2017/10/1
蓬ヒュッテ5:20→清水峠6:45→朝日岳8:35→休憩~9:00→笠ヶ岳9:45→白毛門10:25→休憩~10:45→土合橋12:05

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1.ルート

馬蹄形ルートのコースタイムが15時間と長かったので今回2日間に行程を分けました。
結果的にテント泊装備で11時間ほどで歩けたので、日帰りでも行けたかなぁと思います。
その場合は暗くなるのが早い紅葉の時期に歩くとなると時間に追われてしまうので、あんまりオススメじゃないかなぁ。
夏なら日帰りでもいいかも。

自分は蓬ヒュッテにテントを張りましたが、清水峠に泊まる人も結構いました。
ただ清水峠の白崩避難小屋はトイレ臭がひどかったので、あまりオススメしません。
それに比べ、蓬ヒュッテのトイレは快適だった(笑)

青線が1日目で赤線が2日目です。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 (登山地図 | マップル)

 

2.山行記録

1日目の続き

2日目は朝4時前に起床。
この日は予報で最低気温が0℃となっていたので、冬用インナーやフリースを着こんで寝ました。
それでも夏用シュラフだったので何回か起きたなぁ。朝起きてみたらテントの外張りが凍ってたよ…

自分が使っているシュラフがモンベルの#3

モンベル 寝袋ダウンハガー800#3

3シーズン用のシュラフだけど、着込めば0℃までは大丈夫なことがわかりました(笑)

その他のテント泊装備はこちらをご参考にどうぞ。

この日のコースタイムがおよそ9時間で、14:05のバスに乗りたいので暗いうちから起きます。
ラーメンを食べてテントを片付けていると明るくなってきました。
朝日岳~笠ヶ岳の稜線のシルエットが美しい~。

テントを片付けたら5時20分に出発。まずは清水峠に向かいます。
少し歩いて振り返ると昨日歩いてきた道が一望できます。
武能岳まではギザギザしてますが、蓬峠からはなだらかなおいしそうな稜線となっています。

谷川岳をアップで見ると赤く染まってきました。

細かいアップダウンがあるものの、朝一の体には優しい道を歩いて行きます。
稜線が朝焼けに染まるこの時間が1日の中で一番好きかもしれません。

この日最初のピークは七ツ小屋山。なだらかに登って行きます。

蓬ヒュッテから40分で七ツ小屋山に到着~。ちょうどジャンクションピークから太陽が上がって来るところでした。

山頂からは朝焼けに染められた山々が見れました。
西には苗場山。広い山頂を見つければすぐわかるやつです。

北側には上州のマッターホルン大源太山。東面が輝いてます。七ツ小屋山から往復2時間で行けるので、時間に余裕があれば行きたかったなぁ。

南を見れば朝日に照らされた谷川岳。蓬ヒュッテからの道はなだらかでいい道でした。

さてさて先は長いので進みます。朝日が眩しいぜ!
昨日歩いた感じで笹薮が濃そうだったので、この日は雨具を履いて歩きました。
案の定 道はこんな感じでビショビショに…

少し進み振り返ると、大源太山がいかつい姿をさらしてました。かっこいい…
標高1,500mの山とは思えない…おそるべし谷川連峰。
1日目に続き次々と絶景を見せてくれますよ。

笹原を数十分歩くと清水峠が見えてきました。昨日から遠目に見ていた所まで来たんだなと思うと、感慨もひとしお。

峠が見えてから標高差200mほど一気に下ります。
峠には送電線が走っています。谷川連峰で一番標高が低いのがここ清水峠なので、ここを通ってるのかな。送電線はJRのもので、信濃川の水力発電所から敷かれています。

峠では土合から新潟県に抜ける道と合流します。

ここ清水峠は国道291号に指定されていて、明治期には馬車が通る道が通されたのですが、豪雪で崩壊。
1年持たず通行止めとなり、今に至ります。恐るべし谷川岳の豪雪!

そんな廃道マニア垂涎の地、清水峠は古くは上杉謙信が関東遠征の際にも通った道でもあります。

以前から清水峠のことは知っていたので、ここに来ることを楽しみにしてました♪

憧れの清水峠には二つ建物が建っています。一つ三角屋根の立派な小屋。
こちらはJR東日本の送電線監視所。登山者は利用できません。

もう一つの建物は白崩避難小屋。こちらは登山者用にJRが建てたもの。(この小屋がないと監視所を無理やり開けようとする人が出るのかな…)

避難小屋はだいぶ古いようで、あんまり使いたい感じじゃないかなぁ。全体的にトイレ臭かったです。

小屋の裏には祠があり、その前にみんなテントを張っているようでした。

南側には谷川岳が見え、北側には巻機山が見えるので景色は抜群。ですが、張ってはダメな場所です。

なかなか来れない場所なのでゆっくりしたいですが、先が長いので進みます。
いいロケーションだなぁ。

清水峠からは朝日岳の肩であるジャンクションピークまで標高差500mを登ります。すぐに樹林帯を抜けるので景色はいいんですが、結構急で骨が折れました。
今回のルートで一番しんどかった…

北側に延びる巻機山に繋がる稜線を眺めながら登ります。
気持ちよさそうな稜線ですが道はなく、積雪期に歩く人はいるみたい。いいなぁ歩きたいなぁ。

振り返ると紅葉した清水峠が見えます。ここに道が通ってれば紅葉の名所として賑わったでしょうね~。

喘ぐこと1時間半、傾斜が緩くなってきました。ジャンクションピークまでもうすぐ!

息が切れ切れになりながらもジャンクションピークに到達!
馬蹄形と巻機山への道との合流地点なのでジャンクションピークと名がついてます。

試しに巻機山への道をちょこっと覗いてみました。
すぐに笹薮になっていて、これは厳しい… 刈払いしてくれて途中に営業小屋があれば流行るんだろうなぁ(笑)

ここで一息入れようと思ったんですが、思った以上に狭いピークだったので朝日岳まで進むことに。
ここから先、朝日岳までは平坦な道です!

この辺りでトレランの方達とすれ違いました。
土合から登ればコースタイムで5時間以上かかるんだけど、皆さん何時から走ってるんでしょ?!
自分は短距離型なので、トレランの人は凄いなぁと思います。

朝日岳まではほんとに真っ平。東側には池塘が広がっていて、まさに天空の楽園!
北海道の旭岳からトムラウシへの縦走路に雰囲気が似てます。規模はちがいますがw

朝日岳手前で宝川温泉への道を分けます。まだ行ったことがないんで入ってみたいんですよね。

清水峠から1時間50分で朝日岳に到着~。
ここまでコースタイムの7割で来れました。馬蹄形は全体的に緩めに設定されている気がします。皆さん、標識の後ろに見える山が気になりますよね?!

ででん!谷川岳が目の前に!!
ぐるっと180度歩いてきましたよ。そそり立ってますね~。

南側にはこれから歩く稜線。色づき始めてます。
谷川岳の下にちょこんと見えるピークが笠ヶ岳です。最初は手前のギザギザだと思ってました(笑)

わずかにですが富士山も見えました!!ちっこくでも見えるとテンションが上がります。
この二日間最高の天気♪

西側には武尊山など北関東の山々。景色は後ほど行く白毛門で詳細に紹介します。

ここで補給休憩~。谷川岳を見ながらの魚肉ソーセージはうまい!!タンパク質補給として初めて持ってきました。ちょっと重いけど、疲労回復にいいかも。

20分ほど休んだら、まだまだ先は長いので進みます。次は笠ヶ岳ですが、その前に大烏帽子と小烏帽子を超える必要があります。
目の前が大烏帽子で奥が小烏帽子かな?

稜線の西側が赤く、東側が黄色く染まってました。馬蹄形を歩く人には是非 秋のこの時期をオススメしたい!

すれ違い待ちの間に振り返り写真を一枚。様々な色が絡まり合い、ペルシア絨毯のようですな。

道は稜線を辿るようにつけられており、たまにザレた場所があるものの総じて歩きやすい道です。

これまでとは異なり、朝日岳からの道はアップダウンが多く、疲れます。
でも顔を上げれば谷川岳が眼前に聳えているので、見惚れているうちに自然と息が整います。本当に2,000mない山だとは思えないよ、谷川岳。

小烏帽子まで来ると白毛門も眼下に見えてきました。こちらも稜線の紅葉が綺麗だぁ。

そして眼前には笠ヶ岳。奥にはオキの耳から武能岳への稜線が見えます。
滑らかな笠ヶ岳と比べ急峻な谷川岳。コントラストが美しい。しばらく見入ってしまいましたよ。馬蹄形は絶景続きですが、このアングルが一番感動しました。

笠ヶ岳手前には笠ヶ岳避難小屋。一ノ倉よりもちょっと広め。

そして朝日岳から45分で笠ヶ岳に到着~。

ここから見る谷川岳も大迫力。一ノ倉沢の万年雪が見えます。

アップでどうぞ!谷川岳は登るだけでなく、見てもかっこいい山です。

北側を振り返れば朝日岳からの稜線。この山頂はどこを見ても絵になります。

昨日から歩いてきた道がぐるっと一望できます。蓬峠はちょうど対岸。良く歩いたなぁ。

お次は白毛門へ向かいます。…また登り返しがあるorz

笠ヶ岳からの下りが結構急です。登る方はつらそうでした。
それでも笠ヶ岳や小烏帽子を見ながら登れるから頑張れるかも?!

白毛門までの道が今回の山行の中で一番紅葉してました。
紅葉って葉緑素が分解される過程で黄色や赤が現れるので、植物からしたら老化現象なんですよね。
それを我々は人間はありがたがって見てるわけで…不思議な感じです。

まだら模様がパッチワークのようです。笹だけが青々としています。

笠ヶ岳から40分で白毛門に到着~。

白毛門からは一ノ倉沢が正面に見えます。迫力が凄いぞ。

東側には燧ヶ岳至仏山が見えます。

尾瀬の2座の右には上州武尊山日光白根山

こんだけ天気が良ければ、どこ登っても最高だったでしょうね~。土日は秋晴れ続いてくれ!

トマの耳の左にうっすら見えるのは、浅間山かな?他にも平ヶ岳や赤城山や榛名山も見えました。北関東のオールスターが一望できましたよ。

そして北側を見れば、笠ヶ岳と朝日岳。赤が入ると写真が華やかになりますね。

ここで時計を見ると10時45分。バス停のある土合橋までは標高差1,000mでコースタイムが2時間25分。
ここから先は下り一辺倒なので、普段1時間で標高差600m降りていることを考えると…急げば12時15分に間に合うかも。

ということで、急ぎ下山します。
白毛門からの下りは樹林帯に入るまでは岩場が続き、歩きにくい。。

こんな感じで鎖が垂れた一枚岩があったり、なかなかペースを上げられない。

白毛門から25分で松ノ木沢ノ頭を通過~。
おじさんがいいとこで寝てました。標識と白毛門を写そうとすると、どうにもおじさんが入ってしまう。。ここまで25分で250m降りてきました。いけるか?!

ここまで来ると天神平が同じくらいの高さに。今日もいい天気なので混みあってるでしょうね~。

松ノ木沢ノ頭を過ぎると樹林帯に入るので、谷川連峰ともここでサヨウナラ。2日間ずっと姿を見せてくれてありがとう!!

そして樹林帯に突入。樹林帯に入っても急坂は続きます。ここは登りたくないなぁ。ギヤを上げてドタドタと降りていきます。

下山の道は単調なので省略ー。周りの木がブナ林になって来れば、登山口までもうすぐ。

橋で沢を超えれば駐車場です。下界は暑く汗だくだったので、水浴びしました♪

橋の袂には馬蹄形の地図があります。これを見ると、太線になっているのは天神平からだからロープウェイ利用が正規なのかな?!木彫りの看板っていいですね。

駐車場はかなり広く、50台ぐらい停められそう。
ここは無料だから、ロープウェイ利用や西黒尾根の人も利用しているのかな。

駐車場からは武能岳の姿が見えます。1日前ですが、あそこにいたのが懐かしい。

12時5分に土合橋に到着~。なんとか間に合いました。
改めて時刻表を見ると…バス来るの13時15分だったorz 1時間間違えたよ。。

バス停にいても仕方ないので、ロープウェイ駅でお昼でも食べようかなと思い、歩いていると…

車で帰る山友さんとばったり遭遇!!4ヵ月ぶりにお会いしたのですが、よくぞすれ違いざまに気づいてくださった!
ご厚意に甘えて上毛高原駅まで送ってもらっちゃいました!テツさんありがとう!また山行きましょう♪

いやぁこんなことってあるんですね~。急いで降りてきた甲斐があったってもんです。
13時21分の新幹線に乗り帰宅しました~。17時前には家に着きました。

 

3.あとがき

こうして楽しかった谷川岳馬蹄形縦走が終了~。

急いで降りたので久しぶりに筋肉痛になりましたが、2日間通して楽しく歩けました。
馬蹄形の景色は想像していた以上でした。歩けば次々と美しい景色が現れるので、写真撮りまくりでしたよ♪
2日間で12時間ぐらいしか歩いてないけど、ブログに載せたい写真が多くて記事が長くなってしまいすみません(笑)

次はまた秋に谷川主脈縦走をしたいなぁ。来年かなぁ。
いますぐにでも行きたい気分です!

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ・荒川小屋で買ったシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
アンダーシャツ mont-bell スーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ
アンダータイツ mont-bell ジオラインEXP.タイツ
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア
ダウン mont-bell スペリオダウンパーカ
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス × 2
ネックウォーマー mont-bell WIC.クール ネックゲーター
帽子 montbell フィッシングハット
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ
テント モンベル ステラリッジ テント 2型
グラウンドシート mont-bell グラウンドシート ドーム2型
シュラフ モンベル U.L.スーパースパイラルダウンハガー#3
シュラフカバー mont-bell ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグ カバー ワイド
マット THERMAREST Z Lite Sol Zライト ソル
ストック モンベル アルパインポール
ストーブ PRIMUS P-153 ウルトラバーナー
ガス缶 PRIMUS GAS CARTRIDGE ノーマルガス(小)
コッヘル snow peak トレックコンボ SCS-010
ライター 100円ライター
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ Xperia GX SO-04DVAIO Phone A
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
汗拭きシート エージーデオ24 クリアシャワーシート
食料 菓子パン4つ・カロリーメイト2つ・パスタ100g
キムチ鍋・袋ラーメン2つ・ピーナッツ・蓬饅頭・魚肉ソーセージ
飲み物 アクエリアス2L・水500ml
水筒 エバニュー ウォーターキャリー1.5L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 (登山地図 | マップル)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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