新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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シダンゴ山 (丹沢) ~ 寄自然休養村 周回 日帰り 親子登山 ~

      2017/04/26

10月の第2土曜日に、娘を背負って丹沢のシダンゴ山に登ってきましたー。

6月の矢倉岳以来、4ヶ月ぶりの親子登山です。

まず今回登ったシダンゴ山について説明すると・・・
丹沢の南西部に位置する標高758mの山。場所的には鍋割山の南側です。

なんでこの山に登ろうかと思ったかと言うと、
・まず名前がかわいい(笑)
・標高が高くなく、コースタイムは3時間ほど。途中、危険箇所なし
・山頂が開けていて休憩に最適、かつ景色がいい

まさに親子登山にぴったりな山!登山始めたばかりの人にもオススメ!
家から近い丹沢なので、朝ゆっくり出発しても明るいうちに帰ってこれることも魅力。

1歳半になった娘を背負って登ってきました~。

「娘と一緒にシダンゴ山」pa157586
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<コースタイム>
2016/10/15
寄バス停(寄自然休養村)10:10→シダンゴ山山頂11:20→休憩~12:20→宮地山13:05→寄バス停13:35

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シダンゴ山に登る場合、寄(やどりき)バス停から周回ルートで回るのが一般的。
寄までは新松田駅からバスでアクセスできますし、バス停横に駐車場もあるのでマイカーで来る方も多いです。
シダンゴ山へはどちらから登ってもいいのですが、反時計周りに登ることにしました。時計回りに登ったほうが距離が長く、先に宮地山・タチコバ山を登ることになります。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 丹沢 (登山地図 | マップル)


何で娘と一緒に山に出かけたかと言うと・・・

子供がいると、土日でも完全な休日というわけではなく、家事や子供の世話が結構大変です。なので、我が家のルールで登山は月2回までと決まっています。
月2回でも十分自由な時間を与えてもらってはいますが・・・本音を言えば毎週山に行って体を動かしたい(笑)

特に1歳半の子供を一日相手するのはちょっと疲れる・・・家にいるとゴロゴロさせてくれない・・・
とうわけで、子供を連れて山に行くことにしました♪子供がいない1人の時間が欲しい相方さんとも利害が一致!
山頂で自由に遊ばせてやれば、子供も喜ぶでしょうw

自分も相方さんも子供もWin-Win-Winですなー!

まだ1歳なので登れる山には色々と条件が付きますが、今回はシダンゴ山に決定~。
山の選定や準備など、親子登山についてはまた別の機会に書きたいと思います。

登山口の寄へは新松田駅からバスで向かいます。ここからバスに乗るのは、今年5回目w
矢倉岳甲相国境尾根ユーシン渓谷大野山と、今年は西丹沢に結構行ってます♪ pa157510

1番バス停からは西丹沢教室行のバスが出発します。時刻は9時半すぎですが、みんなどこ行くんだろ?結構な人が並んでます。
大野山かな?いまから檜洞丸は時間的に厳しそうだぞ。pa157511

我々は9:40発のバスで寄へ。30分ほどで着きました。バス停奥が駐車場になってます。pa157512

バス停は寄自然休養村の隣にあります。自分は借りなかったですが、ここにトイレがあります。向かいに野球場があるので、そこのトイレも使えそうでした。pa157513

バス停目の前の大寺橋を渡り、登山口へ。写真右の山がシダンゴ山で、左が宮地山。pa157514

橋を通り中津川を越えます。久しぶりに天気がいい日に山に来れた気がしますwpa157515

橋には鉄琴がついていて、叩くと童謡のお馬が聞けます。ばちが無くて叩けませんでしたが・・・pa157517

橋を渡るとすぐに宮地山との分岐。帰りはここに戻ってきます。pa157518

行きはシダンゴ山方面へ。しばらくは住宅街を通ります。
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途中、のら猫が道の真ん中でひなたぼっこしてました。日に当たってると眠たくなる、心地よい陽気な一日でした。pa157521背中の娘は猫を見て「わんわん、わんわん」言ってました。最近、何見ても「わんわん」って言うんですよね・・・汗

茶畑が広がってくると坂が急になってきます。日差しが暑いぐらい。pa157524

15分歩くとトイレがありました。pa157527

さらに急坂を進むと猪避けの扉が出現。山から麓の集落に下りないようにしてるようです。
pa157529ここまでいくつか道が分岐してましたが、看板ない場所では道なりに直進です。

ゲートをくぐったところで、蛭避けのヤマビルファイターを靴に吹き付けます。自分が使っているのはこちら↓
イカリ消毒 ヤマビルファイター 135ml

もう涼しくなってきたので蛭の活動が収まって来たこともあり、今回も無事でした。

扉を抜けた先は杉林。久しぶりに樹林帯を歩きました。派手な山もいいですが、こういう山も好きなんですよね~。静かで落ち着きます。pa157530道はよく整備されていて、山頂まで危険な場所はなかったです。子供を背負ってても歩きやすかったです。

途中開けた場所があり、杉がキレイに立ち並んでます。pa157531

何でかなと思ったら送電線を通すために伐採したみたいですね。pa157533

引き続き杉林を歩きます。前を行くのはお父さんと小5の女の子。うちの娘も大きくなっても一緒に登ってくれたらいいなぁ。pa157535

扉から20分ほど歩くと、このコース唯一の水場を通過。飲んでみましたが美味しかったです。低い山ですけど水が湧くんですね。ちょっと不思議な感じ。pa157538

近くにはトリカブト?が咲いていました。水の近くに咲いているイメージの花。pa157537

つづら折りを抜けると、山頂まで最後の登り。pa157540

杉林が切れると、アセビの群生地になります。pa157542

その中心に山頂があります。バス停から1時間ちょいで山頂に到着~。pa157552

山頂にはテーブルがあり、娘を降ろしてみると・・・寝てる!さっきまで起きてたのに。。pa157543-2

ちょうどお昼の時間なので、娘を起こして一緒にご飯♪ 半袖一枚でも日差しが暖かく、ちょうどいい気温でした。pa157546-1

食後のデザートはお団子。シダンゴ山だけにねwpa157558

ご飯を食べ終わり、娘がまだ食べていたので その隙に山頂からの景色を堪能!
まず目に飛び込んでくるのは、相模湾。写真には写らないですが、江ノ島まで見えました。いい天気だ!pa157549

西に目を向けると、ダルマ沢ノ頭の奥に富士山が姿を見せています。肩だけ見えるので肩富士と言うそうな。pa157577

北側に見えるのは檜岳。鍋割山まで稜線が続いてます。いつか歩きたいんですよね~。pa157567

檜岳から伸びる檜岳山稜は東端で雨山峠を挟み鍋割山稜へ続いて行きます。ちょうど雨山峠の奥に見えたのが丹沢最高峰の蛭ヶ岳pa157563蛭ヶ岳から檜洞丸の間を歩きたいなー。

東側は大倉尾根が見えます。右奥が大山、その左が三ノ塔、真ん中の平らなピークが塔ノ岳です。南丹沢が丸見えですなー。pa157559

山頂には三等三角点あり。こんだけ周りの山が見えれば撰点されるわけだ(笑)pa157578

山頂は広く、皆さん楽しそうにランチしてました。pa157586

お社もあり、山名の由来が書かれてました。詳しくは拡大して読んで下さい!pa157550

娘も食べ終わったので、追いかけっこをします。というか距離を開けると駆け寄ってくるので逃げ回ってただけwpa157582-1平らで歩きやすいみたいでした。

20分ほど遊んだら、最後に標識の前で一枚。娘もニコニコ楽しいみたいで、良かった良かった。pa157561-1

写真を撮ってると看板にトンボが飛んできました。秋ですね~。
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さて、十分遊んだので下山します。帰りは宮地山を経由して寄バス停へ。
下山路も樹林帯の中を歩きます。すぐに秦野峠との分岐。pa157587

宮地山の方面へ進んだのですが、次に出てきた看板は秦野峠しかない・・・pa157590

振り返ると分岐になっていて、自分は右の女坂から来ました。どうやらさっきの分岐で秦野峠の方に進むと男坂経由でここに来るらしい。再合流するって、何のための分岐なのだろうか。pa157588

秦野峠方面へ進むと、数分で分岐が登場。再度ここを宮地山方面へ。
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すぐに林道に出ます。pa157593

じきに舗装路になり、そのまま進んで下山することもできますが、再び山の中へ。ここが林道と登山道の分岐です。左の森の中が正解のルート。わかりにくいので行く人は要注意!pa157596

鉄塔の下を通過していきます。・・・久しぶりに鉄塔の下を通ったなwpa157597

再び静かな木立を歩きます。pa157600

なんか背中が重いなと思ったら・・・娘は再び夢の中へzzz 寝ると重くなるのは何故なんでしょうか(笑)
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標高差50mほどのピークを登り返すとタコチバ山。名前が着いた山ですが、この黄色テープがなければ気付かないほどの小ピーク。pa157605

さらに進むと宮地山とバス停との分岐。休養村管理センターの方へ進むとバス停ですが、宮地山に寄ることに。pa157608

5分ほどで宮地山山頂。・・・ここ山頂なんですね。うーん、ただの森の中wpa157609

ここで下から登ってきたご夫婦としばし会話。
山に娘を連れてくると「かわいいですね~」とか「一緒に登山いいですね~」とか言ってもらえるので、お父さんは上機嫌になります(笑)

さて、分岐に戻りバス停へ。分岐にはこんな看板も立ってました。マウンテンバイクで来る人がいるんですね~。楽しいのかな?!pa157607

分岐からの道は踏み後が薄く、道が傾斜しているところも多かったです。こけるわけにはいかないので慎重に歩きましたよ!娘は爆睡してましたがね。pa157614

こっちの道も猪避けのゲートがありました。pa157615

ゲートを越えると茶畑が広がります。pa157617

茶畑を過ぎるとすぐに集落に。宮地山からはあっという間でした。pa157621

すぐに登りとの分岐を過ぎ、大寺橋を通過。pa157623

河原ではテントを広げてBBQしてました。絶好の行楽日和な一日ですもんね。pa157625

バス停に戻るとちょうど13:40発のバスが待っていたので、飛び乗り新松田駅へ。
新松田駅のトイレでオムツを替え、小田急線で帰りました~。


標高差450m、登山時間3時間のルートでしたが、娘を背負っての登山はいい運動になりましたよ。軽く太ももが筋肉痛に。。 このぐらいがちょうどいい負荷です。
シダンゴ山の山頂は360度開けており、道は登りやすいので、登山初心者にもオススメの山です。

自宅から新松田駅まで電車で1時間、バスで30分移動したんですが、娘はぐずらないんですよね。とても助かります!

久しぶりに天気がよかった週末。たまにはこんなのんびりハイクもいいなぁと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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