草津白根山 & 榛名富士 ~ 草津温泉旅行 日帰り登山 ~
2017/04/26
お盆休みに草津白根山に登ってきました。
子供は祖父母に預けて、夫婦で草津温泉旅行に出かけることに。
当然、山も登れる温泉ということで草津を選択しましたよ(笑)
初日は榛名富士に登った後に草津温泉でまったりし、二日目は草津白根山へ登り下山後は渋峠までドライブと、夏休みを満喫してきました♪
「草津温泉と白根山の旅」
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<コースタイム>
2016/8/14
白根火山ロープウェイ山頂駅9:20→本白根コマクサリフト トップ9:30→本白根山遊歩道最高地点10:10→中央火口最高地点10:20→鏡池分岐10:40→白根火山ロープウェイ山頂駅11:15
1日目:榛名山→草津温泉
5時半に家を出発し、榛名山を目指します。
お盆休みで渋滞が予想されるため早めに出ましたが、高速降りるまで終始ノロノロでした・・・
遠出する時は車のシガーソケットからスマホを充電できるこういうやつがあると便利です。
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この旅最初の目的地は榛名山ロープウェイ。
その前にまずは腹ごしらえ。榛名山といえば水沢うどんでしょう!田丸屋で朝ごはん替わりにいただきました♪
味は普通だったかな(笑) 9時からやってます。
うどんを食べた後は榛名山ロープウェイへ。ポッド型の車両が2両連結していて、珍しかったです。
ちなみに高低差269mなので歩いて登っても1時間もかかりません。
途中、眼下に榛名湖が見えてきます。箱根の芦ノ湖みたいですなー。
中腹には伊香保温泉があるし、ロープウェイもあるし、榛名山自体が箱根っぽいです。
3分ほどで山頂駅に到着。うーん、どんより。最近ガスってることが多いんですよね・・・
意外なことに一等三角点もあります。榛名山の最高峰はここではなく、掃部ヶ岳(かもんがたけ)です。
ガスってなければ、富士山や谷川岳や浅間山が見えるそうですが、この日は見えず。
山頂駅まで戻ります。
駅の脇には植物が花を咲かせてましたー。植えてるのかな?
下山後は、榛名富士の写真スポットへ向かいます。
ちょうど榛名湖をはさんだ向かい側に無料駐車場があるので、車を停めて湖畔を歩きます。
榛名湖越しの榛名富士山はこんな感じ。見事に円錐形をしてます。冬になると湖が凍るらしいので、また来てみたいです。
この後、八ッ場ダムを見たりしながら草津入り。
早速旅館のお風呂で汗を流します。いやー草津のお湯はいいです。pHが低いのですがまろやかで肌触りがよく、適度な硫黄の匂いがするので、個人的にベスト5に入る温泉です。
ひとっぷろ浴びたら温泉街を散策~。草津と言えば中心部にある湯畑が有名。
辺りは硫黄の匂いが漂い、風情があります。
街中にはいくつも共同浴場があります。湯量が豊富なのも草津温泉の特徴。どの温泉も加温・加水なく、かけ流しです。この質のいい温泉が湧き出るのも、草津白根山の火山活動のおかげ。
夕飯に鴨そばを食べて店を出るとすっかり夜に。再び湯畑に行くとライトアップされていました。
その後、旅館に戻って、温泉に浸かり就寝zzz
2日目:草津白根山
初日はすっかり旅行記になってしまいましたが、ここから登山です(笑)
湯釜火口の噴火警戒レベルが2014年6月から2に引き上げられているため、湯釜から1km以内は立ち入り禁止。
従って湯釜は見れず、また草津白根山の最高峰である本白根山 最寄の駐車場(草津白根レストハウス)が使用できません。
なので、今回は白根火山ロープウェイを利用して上まで上がり、本白根山周辺を歩くことにしました。
ロープウェイを使うとほとんど標高差がないので、登山というよりハイキング♪
今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 志賀高原 草津白根山・四阿山 (登山地図 | マップル)
草津市街地から20分ほどで白根火山ロープウェイ山麓駅に到着。ガスが・・・
このロープウェイはスキー用のもの。並ぶことなくすぐ乗れました。
ロープウェイから見えるガレ場は、硫黄ガスが発生しているため草木が生えない場所。硫黄の臭いが立ち込めます。
平時は湯釜方面からも歩いて来れますが、いまは道が閉鎖されています。
横着してリフトも乗っちゃいます。標高差100mもないですが、相方が乗ると言うもんで・・・
ロープウェイの切符売り場でリフトとのセット券が売っています。200円引きです。
リフトトップから振り返ると、湯釜が見えそうで・・・見えない!
他にもヤマハハコが咲いていました。花の時期はもうすぐ終わりですかね。
15分も歩くと中央火口に着きます。ちょうど対岸が火口最高地点(本白根山展望所)です。
火口の内側はザレていて植物が生えにくい土壌、加えて雪深い地域なので高い木も育ちにくいです。
こういう場所では高山植物の女王 コマクサが群生します。少しピークは過ぎていましたが、十分楽しめるぐらい咲いていました。7月末の燕岳→常念岳でもよく目にしました。密度はこちらのほうが高めかな。規模は常念山脈。
アクセスが良いのでピーク時には写真愛好家が押し寄せるとか?!
半分ほど来た所で振り返ってみると木に覆われたピークが目に付きました。地図を見てみるとこれが本白根山山頂でした。
百名山なのに山頂が地味でびっくりw 山頂までの道はなく、ピークは踏めません。
どこまで行けば登頂したと言えるのか、悩ましい・・・
自分の場合は、歩ける最高点を踏めば登頂とすることにしました。
火口の途中に分岐があり、歩道最高地点なるものへ寄ってみます。なんだか苦しい名前(笑)
スニーカーにジーパンでも十分歩けちゃうような快適な道です。
ここら辺はロープウェイで上がってしまえば広大な平原が広がっていて、所々に火山の小ピークがある、そんな不思議な地形です。
本白根山の看板もありました。これ知らない人が見たら何で看板の裏に看板がくっついてるんだ?と思うでしょうね。
草津白根山の主峰なのに扱いがかわいそうなやつです。
あいにく白根山上空だけ晴れていて、他は雲の中。浅間山や妙義山が見えるらしいですが見えず・・・
さて分岐まで戻り、火口最高点を目指します。最高点はあの岩の向こう。
最高点までは階段が敷かれていて、見た目以上に歩きやすいです。
あっという間に登頂!
ちなみに奥に見える剝げたところが歩道最高地点。こっちのほうが山頂っぽい感じ。
最高地点からは火口を一望することができます。緑と青がまぶしい!
奥を見ると横手山が見えます。志賀高原 最奥のゲレンデがある場所。雪道が怖くて行ったことないですが、冬に滑りに行きたい!
下山はピストンだとつまらないので、鏡池経由で山頂駅まで戻ります。
展望がないルートですが、まだ花が咲いていました。
15分ほどで鏡池分岐。鏡池に向かって少し歩いてみましたが、ガスってたので写真撮ったら引き返しちゃいました。
ここも火口だったらしいです。さっきの中央火口は水が溜まってなかったので、湯釜やこの池は水が湧いてるんですかね?
ここから先は特に変わり映えしない樹林帯の道。淡々と歩いてきます。
ロープウェイで下山後、次は車で上まで上がり、長野県との県境 渋峠まで国道292号をドライブします。ここの道もなかなかよいですよ♪
ロープウェイ山麓駅から湯釜を過ぎるまでは停車禁止区域。なぜかと言うと、噴火警戒レベルが上がっているためと、硫黄ガスが至る所で発生しているから。
特にここ、殺生河原の臭いが凄かった・・・自転車で登っている人も多くいましたが大丈夫なんですかね?!
湯釜脇も通過するだけならOK。またいつか温泉と一緒に訪れたいと思います。
平時であれば、ロープウェイに乗らずに湯釜手前にある白根レストハウスに車を停めて、湯釜と本白根山に歩いていけます。
さらに先に進むと横手山が見えてきます。まさに天空の道といった感じ。車のCMに使われそうな光景です!
雲がプカプカ浮いていて幻想的。火山の裏側とは思えないほど平和な景色です。
ですが、湯釜の裏側を見るとモクモクと湯気が立ち上がっています。危険と隣り合わせの地域です。
ロープウェイ山麓駅から30分ほどで渋峠に到着。渋峠ホテルが県境に立っています。税金関係は床面積で分けるのだろうか・・・
ライダーやチャリダーで賑わってました。景色最高な道ですからね~。
このホテルの向かいには横手山のリフトがあり、簡単に山頂まで行けます。山頂のヒュッテではパンを売っており、日本一高所にあるパン屋を自称しているそうです笑 パンマニア垂涎の地ですな。
また近くには日本の国道の最高地点の標識が立っていました。
その後、草津まで戻り、家まで帰りました~。
草津温泉の源である草津白根山まで登って火山活動を目の当たりにすると、草津は火山とともに生きる町なんだなと感じました。
噴火は困るけど、唯一無二な景色とお湯をくれる畏れの対象なんですね。
家族と旅行がてら登山するのもいいですよ~。草津の湯 最高!
他にも美ヶ原・霧ケ峰・岩木山・伊吹山・剣山あたりも狙ってます♪
新米ママより一言
草津は標高が高いので涼しくハイキングも楽しかったし、なにより草津の温泉最高でした~!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。
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